京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

通学路現地調査、田辺高校が移動式茶室を製作

伏見住吉小学校の通学路の件でご相談をうけ、子どもたちの通学時に現状を見に行きました。
校長先生や子ども見守る会の会長もご一緒にしばらく待っていると、集団登校で子どもたちが並んで、3方から続々とやってきました。

  

  

交通量も多く、横断歩道のない交差点で、子どもたちが安全に横断できるよう、子ども見守る会の方が身を呈して誘導してくださっていました。
北から、南から、西からと住吉小学校に通う多くの児童がこの場所を通るそうですが、道路には路側線がなくて、子どもたちがついつい拡がり気味で歩いてしまっています。
遅れて一人で来る子もいて、他にも毎朝、各交差点等で立って子どもたちに声かけしてくださっている見守る会の皆さんには、本当に頭が下がり有難い限りです。
学校・地域と協力しながら、子どもたちをはじめ、歩行者の皆さんにとって、より安全に通行してもらえるよう、警察署や土木事務所と相談し、改善を図っていきたいと思います。

上海万博に出展する北山杉の丸太を使った移動式茶室

 田辺高校(京田辺市)自動車科3年生の生徒8人が、上海万博に出展するための北山杉の丸太を使った移動式茶室を製作、府庁でお披露目がありました。
約1時間で組み立て、セレモニーには山内副知事、田原教育長、田辺高校の上原校長先生、京都北山丸太連合会の米嶋理事長らもご参加。

  

 以前にも自動車科の技術を生かして枠組みや土台はアルミで製作された移動式茶室に注目した京都北山丸太連合会が、上海万博に北山丸太を出展するのに、「丸太の良さを伝えるのに協力して欲しい」と同校に依頼。
北山丸太をふんだんに採り入れて再設計、新作が完成されました。

軽量化のため壁の内側は発泡スチロール、中国にい草を持ち込めないため畳は和紙のこよりを編み込んだもの、円窓にはアルミを採用されましたが、床柱などには北山丸太を使用し、北山丸太の良さがよく伝わり高級感のあるつくりに仕上がっています。
大きさは約2.5メートル四方、分解すれば軽トラック一台で運べるそうで、上海万博での展示は10月12〜16日。生徒らは上海での組み立ても担当されるそうです。

  

  

茶道部のみなさんによる呈茶もあり、お手前も披露してくださいました。
着物は「高校生着物チャレンジ」での着物、男子生徒さんもよく似合ってました。
私もお茶とお菓子を美味しくいただきました。
上海万博で、京都の高校生が製作されたお茶席を、世界中の皆さんに観ていただけるのは本当にうれしい事です。
夏休みを返上して約1カ月、暑い中、一生懸命製作に励んでこられた生徒さんや関係者のみなさん、本当にお疲れ様、見事な完成おめでとうございました。