京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。


11月11日
府議会総務・環境常任委員会の管外調査 2日目。
午前中は、「群馬県のプロモーション事業について」
平成20年に、全国ブランド力のリサーチで、群馬県が全国最下位になったことをきっかけてして、
東京銀座に、ぐんま総合情報センター
(愛称 ぐんまちゃん家(ち))を開設、
「ぐんまイメージアップ推進室」を発足され、様々な取り組みを進めておられます。
今年は、全国ゆるキャラグランプリ群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」が見事優勝!
また、俳優の藤岡 弘さん率いる「群馬県公認 群馬探検隊」をメディアを通じて発信、広告効果大だったそうです。
世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群」の魅力発信や、養蚕農家で食べられていた「おっきりこみ」という食べ物を売り出していこうなど、
熱心なお取組はたいへん参考になりました。
京都も、ブランド力に甘んじることなく、府内各地の魅力発信に、より一層取り組んでいくことが大切だと思います。


       

群馬県議会の昭和庁舎を視察。
昭和3年に建設され、今は会議室や正庁などでの会合や、NPOの拠点や喫茶スペースもあり、広く県民の皆さんが活用されています。
特別展示室では、
群馬県出身の歴代総理大臣を顕彰する「上州人宰相記念室」
群馬県の歩み(年表)を歴代の知事をたどりながら振り返る「県政の歩み展示室」
群馬県名誉県民の肖像画が展示されている「名誉県民肖像画展示室」
を観ることができ、小学生たちも県内各地から大勢、見学・学習に訪れるそうで、自分の生まれ育った群馬のことを熱心に見入っている姿を、嬉しく拝見しました。
しかも、館内で出会った子どもたちが、自ら「おはようございます!」と元気良く挨拶をしてくれて、とても気持ちよかったです。



   
   



府議会 総務・環境常任委員会の管外調査、11日午後。
埼玉県の「川のまるごと再生プロジェクトについて」
埼玉県は、県土に占める河川免責割合は3.9%で、日本一。
川幅も荒川が、最大約2500mもあり、日本一!
他にまさるポテンシャルである
「川の国 埼玉」を戦略として、
川の再生に力を注いでおられます。
まずは、県民の皆さんから提案された100箇所の水辺再生プランを実施。
その後、一つの市町村もしくは複数の市町村を流れる川を、上流から下流まで、まるごと再生しようと市町村のまちづくりと連携して、面的な広がりを目指した取組を進めておられます。
川の再生の4つのポイントは…
自然や親水機能の保全・創出
親水機能を持った護岸や遊歩道等
水辺の魅力創出・発信
川を活用した地域イベント等
水環境の改善(水質・水量)
ヘドロの浚渫、生活排水対策等
川の浄化ムーブメント
「川の国応援団」など地域住民の活動等
川の美化活動団体「川の国応援団」は、約7倍に増え、整備前と整備後の県民アンケートによると、
「近くの川の水がきれい」だと思う人が、10.3%から26.2%と、15.9%増
「水辺の景観がよい」と思う人が
27.4%から58.6%と、32.2%も増えたとのことで、何よりも、県民の皆様が実感される取組につながっていることが素晴らしいと思いました。
整備された水辺空間を活用して、オープンカフェも盛んとなり、商工会議所らが中心となってのイベントには、多くの参加者があり、街の活性化にも大きく寄与されているそうです。
整備された現地の視察も含め、多くの関係者の皆様に長時間ご案内いただき感謝するとともに、こうして、丁寧に県民の皆様とも取組を進めておられているんだろうなぁと実感させていただきました。