京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。


8月27日 管外調査
鹿児島県議会で
原子力災害に係る広域避難計画について
○ 鹿児島県の茶業振興策について
お話を伺いました。

福島第一原発事故の教訓を踏まえて、今年3月に原子力防災対策を抜本的に見直し。
川内原発から概ね半径30?の範囲に位置する、PAZおよびUPZの住民について、
薩摩川内市及び9つの関係周辺市町で、各市町の地域防災計画に基づき、
医療機関社会福祉施設・学校(保護者への引き渡しが原則)など、避難計画を作成して、説明会を実施。
過酷事故時でも継続的に活動可能な施設の整備や、モニタリングポストを福島原発事故後、新たに45増設するなど、原子力災害対策への取り組みを進めておられます。
京都府でも、高浜原発の課題があり、特にUPZ範囲内の議員からも熱心に質問。

鹿児島茶の振興については、昨日の知覧での視察とも共通していますが、特に、
早生(ゆたかみどり)・中生(やぶきた)・晩生(かなやみどり)など、
収穫時期が異なる多様な品種を栽培されており、農家の労力分散、茶工場の適正操業が可能となっているそうです。
しかしながら、お茶の消費が減っている中での課題も多く、
海外への輸出や、これまでの『荒茶』だけでなく、市場性の高い『仕上げ茶』の生産拡大、
首都圏等での『かごしま百円茶屋』や、鹿児島お茶大使など、PR促進等、取り組みを進めておられます。

京都も、宇治茶や和束茶など、ブランドに甘んじることなく、『お茶の京都』を中心に、積極的・戦略的な取り組みを進めていきたいと思います。

鹿児島では、今秋、第30回の国民文化祭が実施されます!





鹿児島県から宮崎県に移動。
宮崎県 都城市の、宮崎県 木材利用技術センター視察。
杉を中心とした県産材の効果的な利用を促進し、県内の木材を使用関連産業の加工技術の向上や、新製品の開発等を支援するための研究や、構法開発等を行っておられます。
小田所長から説明を受けながら、宮崎産木材をふんだんに利用した施設や、研究・テストされる機器、木造の仮設住宅など拝見。



宮崎県議会で、宮崎県の様々な お取組についてお聞きしました。
宮崎県庁は、なんとなく、京都府庁旧本館に感じが似ているという声も…
でも、ヤシの木は、やっぱり、南国 宮崎!

○「神話のふるさと みやざき」ブランド確立を図る「記紀編纂1300年 記念事業」について

○「スポーツランド みやざき」推進強化事業について

○宮崎産スギ製品の輸出ブランド化について

○森林バイオマス地域再生事業について

それぞれ、お世話になった皆さま、ありがとうございました。
京都での取組の参考にさせていただきたいと思います。