障がいのある方々が日頃培った技能を競いあうことにより、その職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々が障がいのある方々の技能に対する理解と認識を高め、雇用の促進と職業の安定を図ることを目的として、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構京都障害者職業センターと京都府の主催による障がい者技能競技大会「第１０回記念アビリンピック京都大会」が開催されました。
センター長と太田副知事の主催者挨拶
京都府広報監「まゆまろ」や京都労働局長・近藤府議会議長も応援に駆け付けられ、選手代表の宣誓
ほっとはあと製品の販売コーナーもあり、素敵な桜のキャンドルや、色々な香りの芳香剤、お菓子やパンなど、多種多様な物がたくさんあり、どこも工夫されているなぁと思いました。
京都府立京都高等技術専門校、同障害者高等技術専門校の各教室で、パソコン操作・データ入力やホームぺージ作成、ワードプロセッサなど、１１の競技が行われ、案内していただきました。
紙箱組立や販売実務
喫茶サービスでは、お客さん役をさせていただき、素敵な笑顔のとっても感じのいい青年が注文したコーヒーをサービスしてくださいました。
後で、以前からよく存じあげている方にバッタリ出会い、実はその青年が息子さんだったとわかり、ビックリしました！ほんますごいご縁です！
ビルクリーニングでは、キビキビと、とっても丁寧な作業に感心しました。
競技前に「緊張するだろうけれども、いつも通りやればよい。」とアドバイスされており、いつも手抜きせず、しっかり清掃されているんだろうなと思いました。
また、縫製を指導されている京都府婦人子供服技能士会会長さんが「全国大会で優勝して、注文がいっぱい来るようになった。優勝した人は、子どもの頃から色々苦労してきたけれど、よく頑張って技能を身につけられて本当によかった！」とお話してくださいました。
この大会が今後とも皆さんの目標、励みとなり、障がいのある方々の雇用率がアップするよう願っています。お世話くださった皆さま、本当にありがとうございました。
午後からは、「第１３回犯罪被害者支援京都フォーラム」へ。
京都犯罪被害者支援センター代表理事の大谷 實氏と京都市文化市民局長の西出 善幸氏のご挨拶
基調講演は元大阪高等裁判所判事の杉田 宗久同志社大学大学院司法研究科教授による「裁判員裁判と犯罪被害者への配慮」
裁判員裁判における犯罪被害者保護の基本理念は・・・
１．犯罪被害者のプライバシーの保護
２．第二次的・第三次的被害発生の防止
３．犯罪被害の実情の量刑への反映
４．裁判員裁判への積極的参加の支援＝被害者参加制度
裁判員等選任手続きの際や公判審理における犯罪被害者への配慮についても、これまであまり知られていない具体的なきめ細かい配慮がされていることをお話いただきました。
休憩時間には、龍谷大学附属平安高校の生徒さんによる、「いのち」をテーマに想いを込めた一行詩や、思い出の品や好物だった食べ物などをオーナメントにして飾り付けた「帰りを待つ常夜灯」など、展示を拝見。
パネルディスカッションは「犯罪被害者と報道」
コーディネーターは京都新聞総合研究所特別理事でもある京都犯罪被害者支援センター理事御直野信之氏。
パネリストには、犯罪被害者ご遺族の由利 敏雄氏。弁護士の立場から吉田 誠治氏。報道から読売新聞大阪本社京都総局長の野津手 重信氏。ジャーナリズム論専門の柳澤 伸司立命館大学産業社会学部教授。
それぞれの立場から、報道の過熱取材や警察の対応、報道の在り方・使命等について語られました。
被害者とマスコミをつなぐためにも犯罪被害者支援センターの役目に期待が寄せられました。
私の地元の小学校で１３年前におこった児童殺傷事件の際には、まだ、犯罪被害者支援センターが今のようには機能されておらず、報道に関しても、まだまだ被害者の方等への配慮が少なくて、その対応に苦慮していた覚えがあります。
その後、犯罪被害者の方々への支援や配慮、権利等については少しずつ改善されてきていますが、今回それぞれの立場の方々がこのように同じ場所で真っ向から向かい合い、発言していただけたのは、画期的だと思います。
最後にコーディネーターの直野氏が報道の在り方で大切なのは「謙虚さ」だと、そして少年犯罪被害者家族の会の武さんからも「報道する方の人間性・熱心さが大事」と重みのある言葉でした。
閉会挨拶は奥村 正雄副理事長
会場には多くの方々が参加されており、これからも他人事ではなく、社会全体で被害者やご家族の皆さんを支えられるよう、皆さまとともに取り組んで参りたいと思います。
京都府医師会の新春賀詞交歓会に出席するため移動したホテルで、美味しそうなものを発見。
京都市中央卸売市場から仕入れておられるカニ味噌や、九条ネギ味噌焼きパンと冬野菜パン。
とても美味しそうなので、新年会前で荷物になるのもかまわず、即購入！
京都府医師会の森 洋一会長のご挨拶
山田知事、門川市長ご挨拶
歯科医師会の平塚会長のご発声で乾杯。その後、議員団が壇上で紹介されました。
伏見をはじめ、多くの先生方や関係者のみなさんと懇談できて、有意義な時間となりました。
