京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

京都府南部豪雨

14日、京都府南部や大津市で猛烈な雨が降り、河川の氾濫や土砂崩れで、甚大な被害がもたらされました。
伏見区でも床上・床下浸水多数、宇治市では行方不明のご夫妻の安否が心配され、広範囲にわたって、住宅の浸水・破壊、道路の通行止め、鉄道の運転見合わせなど、被害に遭われた多くの皆さまに心からお見舞い申し上げます。
山田知事は速やかに自衛隊への出動要請、自らも災害現場を視察され、宇治市の久保田市長や山城広域振興局の井上局長らと連携し、多くの皆さんが官民一体となって全力で復旧に取り組んでくださっています。
今朝の新聞で、宇治市災害ボランティアセンターが住宅の泥出しボランティアを募集されているとの記事を拝見し、参加させてもらいました。
宇治市役所の南隣にある宇治市総合福祉会館前に集合。
受付で登録して行き先をマッチングしてもらうのを待ちます。

マイクで名前を呼ばれ、グループが決まります。

リーダーには年長者ということで、一緒に参加した高橋さんが担当。
  


行き先の地図やスコップ、一輪車、土のう、バケツなどを持って送迎用の車で現地に送ってもらいました。
そこは新聞やテレビで何度も報道されていた宇治市五ヶ庄の住宅地。
道路には土砂が山積み、ショベルカーなど重機も入ってくださっており、送迎車は奥まで行けないので、手前で降りて歩いて行きました。
  


お宅の中から泥んこになった畳や家財を運びだしておられる方々、土砂をかきだしておられる皆さん、建設業やボランティアの皆さんなど、住民の皆さんとご一緒に懸命に働いておられました。
住宅の裏に流れる弥陀次郎川が氾濫し、堤防が決壊して直接濁流にみまわれたお宅は大きく破損していて、住民の方はなんとか避難されてお怪我等なかったそうですが、本当に恐ろしかったとおっしゃっていました。

私たちは6人グループで、住宅の奥にたまっている土砂をスコップでかきだし、
運搬可能な場所まで運ぶという作業をさせてもらいました。
  
水分を多く含んだドロドロの土砂は重く、たいへんですが、力をあわせて協力しあえば、誰でもできる仕事です。
少しの休憩時、住宅裏の土手に登って弥陀次郎川を見て被害の大きさを痛感しました。
  
決壊した堤防が応急的に処置されており懸命に対処してくださっているそうで、できる限り速やかにしっかり整備してもらえることを願います。
被害に遭われたご家族は連日連夜たいへんな状況にあるにもかかわらず、私たちはほんのわずかのおてつだいしかできず、たいへん心残りでしたが、時間がきたので住民の皆さんにご挨拶して迎えの車が来てくださる所まで、6人一緒に歩いて行きましたが、その間もまた、たいへんな所がいっぱい!
土砂の量が半端じゃないので、絶対的に人手が必要です!
是非とも多くの皆さんにボランティアに参加してただきたいと思います。
明日からは、朝9時から宇治市総合福祉会館前で受付開始、順次マッチングして現地に送迎してもらえます。
お問い合わせは宇治市災害ボランティアセンター ℡0774(22)5650
グループ解散前に、それぞれ様々な課題について「京都災ボラバンク 縁(えにし)」のお二人ともお話し。
一輪車を貸してほしいとの要望があったこと、自主的にボランティアを要請されてきたところだけではなく、必要なところにボランティアを派遣できるよう、例えばスタッフが現地に行ってニーズを把握し広報してくるのも必要ではないか等々、いろいろな意見が出ていました。
色々な年代・立場の皆さんが多く参加・協力されており、本当にお世話様です。
まだまだこれから継続的な支援活動が必要だと思いますので、どうぞ皆さまよろしくお願いいたします。

※久しぶりの投稿になってしまいました。
いつも覗いてくださっていた皆さま、ありがとう&申し訳ありません。
これからまた、できるだけ投稿していきたいと思いますので、どうぞよろしく