京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

京都市ノーマライゼーションへの道推進会議 結成25周年記念講演会

京都市ノーマライゼーションへの道推進会議」は、多様な価値観をお互いに認め合い、障がいのある人もない人も、等しく参加し、支えあって生きていくことのできる社会を目指し、障がいのある子どもとその教育についての理解・啓発活動を行っておられます。

今年、25周年を迎え、記念講演会が開催されました。
私も、平成7・8年度、京都市小学校PTA連絡協議会の庶務をしていた時に、自ら立候補してこの会議に出席させていただき、多くの学びと出会いをいただいていました。
また、今年この会の会長をしておられる仲良しの清野嘉奈子さんからも以前からお誘いをいただいていたので、是非にと参加させてもらいました。
  

清野さんの開会挨拶は本当に心がこもったもので、立派な様子をとっても嬉しく拝見しました。
講演は向野幾世さん。「みんな同じ空の下に生きている」をテーマにご講演いただきました。

  

  

テレビでドラマ化されたべストセラー「お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい」の著者であり、これまでに、奈良県立西の京養護学校長や奈良県立教育研究所障がい児教育部長、奈良大学講師等を歴任され、障がいのある子どもたちの教育の機会拡大や、障がいのある方とない方の共生に向けたボランティア育成や啓発・教育活動に尽力されています。
生涯の使命として、障がいのある子どもたちとともに生きてこられたさまざまなご経験をもとに、涙あり、笑あり、心に響くお話を伺うことができました。

たいへんなご経験、多くのご苦労もあったと思いますが、明るく、飾らず、まっすぐなお気持ちが伝わってきて、感激しました。
会場の皆さんからの質問にも、丁寧に答えていただき、一人一人を大切にされていることが、更に実感しました。
  

最後のご挨拶の升光先生のお話も、いつもながら心が温かくなるお話で、よかった〜!
向野先生のお話の中で、何事もカタチになるには30年が必要だとおっしゃっていましたので、今回の25周年をステップとして、30周年に向けてみなさんと一緒に頑張っていきたいと心新たにしました。