京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

日野・岡山

11月28日(土)

日野小学校で、子どもたちと囲んでの2つの行事がありました。
4年前、日野の恵福寺で、みやこ子ども土曜塾として始めていただいた「お茶席」
しだれ桜が素晴らしく綺麗な恵福寺は、現在本堂の改築工事中なので、今日は日野小学校の和室をお借りして開催されました。
幼児・小学生・中学生・保護者の皆さんあわせて約40名が参加、基本的なお茶のお作法を教えてもらい、楽しく体験。
私も微力ながら1回目からお手伝いさせてもらっていますが、子どもたちが真剣な顔でお茶をたてさせてもらったり、お運びをしたり、ちょっと苦いお抹茶をいただいたり、見ているといつも心温まります。
いつもお世話いただいている本田先生・光成さん・奥野さんはじめ皆さん、子どもたちに貴重な体験を、どうもありがとうございます。

もう一つは子どもたちと一緒に障がいについて学ぼうという取組みである「はじめの一歩」
20年近く前、日野小学校でPTA活動をしていた時に提案し、始めた行事を今も続けてくださっていることを大変嬉しく有難く思っています。
今日は京都市立東総合支援学校のご協力を得て、以前体育の教師をされていた方が事故に遭い、今は車椅子を利用しながら教師を続けておられる方のお話を伺い、車椅子の体験もさせていただきました。
また、この会は、10年前に日野小学校で当時2年生の男の子の尊い生命が奪われた事件のあと、PTAOBが中心となってつくった「子育てを考える会」が「命の大切さ」や「人と人とのつながりを求めて」をみんなで考える機会にと毎年、この時期に開催してきた会を、今回現役PTAの方々が中心になってお世話いただいたものです。
これからも、子どもたちの健やかな育ちのため、PTAと地域の皆さんが学校と協力して取り組んでいけるよう、微力ながら、皆さんと仲良く活動していきたいと思います。
いつも、ありがとう!!!

午後からは岡山へ日帰りで行ってきました。
概要は昨日のブログでも紹介しましたが、行ってみてびっくり!
本当に熱い思いをもって各地域で様々な取組みをされている多くの皆さんがいらっしゃり、それぞれのお話を聞かせていただき、たいへん感動しました。
実行委員長の藤田さんから私にも話をと言っていただき、話の流れから、もうすぐ事件から10年になる私の原点である日野小学校での話をさせていただきました。皆さん熱心に涙しながら聞いてくださいました。しばらく話していなかったのですが、今日は朝から「はじめの一歩」もあり、先日は亡くなった「とっちゃん」のお墓にもお参りしてきたこともあり、話をさせていただく導きがあったのかと思いました。
素敵な皆さんにお会いすることができて、また、頑張っていく元気をいただきました。
藤田さんと一緒に進行役をされていた石田桃子さんは、俳優の石田純一さんのお姉さんであり、しかも、「いのち、小さないのち」という曲を作詞作曲されている方だとわかってびっくり!!!
この曲は、いつもお世話になっている「小さないのちを守るNPO法人」の京都の講演会等で歌っておられた曲で、CDの売り上げはおなかの中の小さな生命を守るための「円ブリオ基金(生命尊重センター)」に寄付されるということで、私も微力ながら、円ブリオ基金に協力させていただいており、またまた不思議なご縁に驚きました。