京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

人づくりフォーラム・音楽フェスティバル・天ぷら油が世界を救う

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2月14日(土)

◆第29回京都幼児音楽フェスティバル

京都会館第一ホールで14・15日の2日間、開催されます。

これまでにも数回聴きに行かせていただいていましたが、今日は開会式にも参列させていただき、来賓紹介の時に
「おはようございます!」と大きな声で言ったら、子どもたちも大きな声でかえしてくれました(o^∀^o)

開会式後は、各園の太鼓や合奏、鼓隊の演奏が続きました。

都合上ずっと聴けなくて残念でしたが、レベルの高さに驚きました。
ここまでになるまでには、相当練習を重ねてこられたことと思います。

また、いつも選曲が洒落ていて『ゴッドファーザー
『シャルウィダンス』
ボレロ
『アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク』
ビートルズメドレー』など…

各園演奏のあとの幕間には、表彰状と記念品や花束が代表の子どもさんに渡されていて、頑張った子どもたちが少し恥ずかしそうに、でも自信をもって嬉しそうに受け取っていました。

子どもたち本当に可愛く元気をもらいます。

◆『第12回人づくりフォーラム』

国立京都国際会館メインホールの広い会場が、子どもたちの事を大切に思ってくださる多くの皆さまでうめつくされ、すごい熱気でした。

まずは同時開催として、益川敏英氏の「京都名誉市民表彰式」がありました。

皆さまよくご存知の
2008年ノーベル物理賞を受賞された益川敏英氏(京都産業大学教授・京都大学名誉教授)のご功績を讃え、「京都市名誉市民」の表彰が行われました。

これまで48名の名誉市民の方々が市会議場等で受賞されたそうですが、今回は特に、未来を担う子どもたちの健やかな育ちをみんなで支えていこうというこの人づくりフォーラムの場で、多くの市民の皆さまの前で受賞していただこうと企画されたのだそうです。

お人柄が溢れるユニークなご挨拶で会場の雰囲気がパッと、より明るさを増すような温かな表彰式でした。

その後、主催者として人づくり21世紀委員会の尾池和夫代表がご挨拶。

京都大学の前総長でもある尾池先生のご挨拶はいつも自然体で、心の奥に響く素晴らしいお話をしてくださるので、とっても楽しみにしています。

今日も、まずは会場いっぱいにご参加いただき、日頃から子どもたちのために活動してけださっている皆さまに敬意を表すると、温かな言葉をかけていただき、改めて尾池先生に代表になっていただけてよかったなぁとすごく感じました。

そのあと、長屋幹事長からご挨拶と取り組みについての報告がありました。

幼稚園のPTA会長でもあり、日頃からご自身も環境問題に取り組んでおられる幹事長も、これまた素敵なお話でした。

教える・育てるではなく、学び・育つ子どもたちの環境をどのようにつくっていくのか、本年度は
「Do You Kyoto?」
(k)子どもに
(y)優しい
(o)大人の
(to)取り組みしてますか?
を合言葉に様々な取り組みが実践されてきました。

二回の人づくり連続講座や、13の行政区・地域で「子どもを共に育む京都市民憲章」の実践につながる活動が繰り広げられています。(メインホール前のロビーに各紹介も張り出されていました)

また、ホームページや「人づくりニュース」等で情報発信につとめていただいています。
これら幹事長からの報告を終えたあと、
作家の重松清氏、京都外国語大学教授のジェフ・バーグランド氏、そして本会代表の尾池和夫氏による鼎談(ていだん)が開催されました。

綺麗事の理想論ではなく、実際に感じ経験されてきた中からの興味深く「ほんまにそうやなぁ」と共感できるような、そして「自分たちもやってみよう」と思えるようなお話を聞かせていただき、会場が一体となったような鼎談になりました。

内容を書き出したらキリがありませんが、
たとえば障がいのある方がスカイダイビングをしたいと言った時、日本ではまず危ない、何かあったら誰が責任をとるのか?という話になるけれども、アメリカでは、どうしたらスカイダイビングができるようになるか?を考えるそうです。

自然の中で遊べなくなったとよく言われますが、川で泳いだら危険だというよりも、安全に泳げるために何をしたらよいかなど、
子どものために何ができるか、プラス志向での発想が大切なのではないかというお話もありました。

大人自身が子どもたちにもっと感動したことや喜怒哀楽を伝えたり、もっと子どもたちを褒めることもやってみよう!

毎日いつも通りでなく、時には色々な変化やいつもと違う視点で子どもと接するのも、子どもたちの目がキラッと輝く瞬間につながっていくのではないかと思いました。

詳しい内容についてはまた後日、人づくり21世紀委員会のホームページ等で是非ご覧ください。

閉会挨拶は副幹事長の京都府医師会の柏井真理子先生。

ドキドキするとおっしゃっていましたが、なんのなんの!

鼎談それぞれの方のお話を盛り込みながら、素晴らしいまとめと感謝のご挨拶をしていただきました。

毎年人づくりフォーラムには参加させていただいていますが、今年はより一層充実した内容で会場の皆さまも参画意識をもっていただいていることを改めて感じました。

関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
お疲れ様でした。

また長くなってしまいましたが最後に…

◆『ほんまもんの京都力』
年年歳歳2009京都青年団体会議主催での対談(片山右京氏と門川市長)を聞きに行きました。

片山右京氏はレーシングドライバー・冒険家であり、自然と向き合いながら地球に優しい環境創りへの提唱をクルマを軸としながら積極的に取り組んでおられます。

今日は「天ぷら油が世界を救う」というテーマで、食用油の廃油を原料とするバイオ燃料を使ったエコカーダカールラリーに参戦されたことや、子どもたちの可能性を大切にいろんな事に挑戦する「片山右京チャレンジスクール」のお話など伺いました。

特に京都市ではゴミ収集のパッカー車は100%、市バスは20%が天ぷら油の廃油を使ってつくったエコ油を利用されています。

市内約1400箇所で市民の皆さまが回収してくださっている廃油を利用して昨年は16キロリットルのエコ油ができたそうです。

また現在2200世帯に生ゴミの回収に協力していただき発電につなげていこうとされています。

電気自動車購入時には補助や充電所の整備などの取り組みもひろがってきています。

片山右京氏には以前府立東稜高校に講演に来ていただいたこともあり、久しぶりにお目にかかりましたが、いつまでも若々しく、環境問題や子どもたちのためにご活躍いただいていることに心から敬意を表します。