京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

私幼P連総会・自由参観・飛雲閣

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2月13日(金)

京都府私立幼稚園PTA連合会総会

京都府私立幼稚園連盟の先生方や多くの各園PTA役員の皆さまが参加されました。

ご多忙の中、遠路、また赤ちゃん連れでご参加の皆さまに対しての会長のご丁寧なご挨拶があり、連盟会長の園長さんからも、
「さきほど、赤ちゃんの泣き声がしていたけれど、この会では遠慮しないで!」とご挨拶の中であり、知事や清水衆議院議員府議会私立幼稚園振興議員連盟の近藤会長のご挨拶も、さすが和やかな雰囲気の中ですすみました。
各園PTA会長さんに連盟から感謝状が贈られ、連合会会長が代表受賞されました。

幼い子を育てながらのPTA活動は大変だとも思いますが、得るものも多かったのではないでしょうか…

私も子どもが私立幼稚園でお世話になり、その時からPTA活動を始め、結局下の子どもが高校卒業まで数えてみると17年間、ずっとPTA活動の中で本当に多くの方々に出会い、色々な事を学ばせていただきました。
また幼稚園連合会のバレーボール大会に出るメンバーが足りないと誘われてバレーボールをはじめ、それがきっかけで伏見港体育館のバレーボール教室に通い、チームをつくってリーグ戦に出たり、地元日野小学校でバレーボールのコーチも15年間させていただきました。

一昨日は、祝賀会があったホテルで、一緒にバレーボールをしていた子がアルバイトで頑張っている姿を見ることができて、とても嬉しかったです。

◆日野小学校では、昨日『自由参観』があり、一日中いつでも、誰でも、どのクラスも自由に参観できるということで行ってみましたが、保護者の方々や地域の方々も大勢が来校されていました。

地域の方々のご協力で学べたお米づくりのことの発表会や、6年生では貿易のことや国会のことなど、なかなか難しい問題にも自分たちの意見をしっかり発言する子どもたちもいてビックリしました。
特別支援が必要な育成学級では、一人一人に合わせ工夫を凝らした学習に取り組んでいただいており、保護者の方にもそれぞれ丁寧に、「ここまでできてきたので、今はこんなことを目標にやってます。」など、説明をしながら学習をすすめてくださっていて、嬉しく思いました。

学年を縦割りにしたグループでの毎年恒例の『大なわとび大会』では高学年の子が低学年の子をリードしながらみんな頑張っていました。

3年生の授業では、昔の暮らしについて地域の皆さまから話を聞かせてもらったそうです。
その時間には行けず残念でしたが、こんな風に地域の皆さまにも色々お世話になり、また参観にも来ていただいて有難いことです。

◆最後になりましたが、今日はお誘いをいただき、西本願寺飛雲閣や書院など拝観させていただきました。

京都府教育委員会文化財保護課の方が案内してくださったので、色々興味深いことを教えていただくことができました。

金閣寺銀閣寺とあわせてこの飛雲閣が『京都の三閣』と言われているそうですが、本当に美しく、随所にきめこまかな配慮や工夫がこめられ、説明を聞かせていただく度に
感心、感動しました。

玄関は前の池から船で船入するため、船を降りて階段で上がるというもの!

正面から拝見すると、三階立ての建物が左右非対称で、それぞれに意味があり、昔その頃には三階から京のまちが一望できたのではないかということです。

書院の廊下天井には沢山の書物の絵が描き並べられているのですが、そのうちの一枚だけに猫の絵が描かれていました。

ネズミが大切な書物をかじらないように見張っているのだそうです。
洒落たその感覚に、なんだか昔の方がとても近く親しみ深く感じられました。

反面、位によって座る場所や部屋が分かれていたり、今のサウナのような形式であるお風呂では、無防備な状態になっているので、もしかして敵が押し掛けた場合でも、攻めにくいように渡り廊下が急な昇り坂になっていたり、逃げ道になる別の出口があったりするのは、やはり今とは違うその時代の空気も感じました。

また、大変興味深く拝見したのは、重要文化財等を守るための防火設備です。

火災があった時に、ボタン一つで放水できる『放水銃』の設置をすすめていただいており、この3月にはその防災事業が完了する予定だそうです。

防災センターで集中コントロールして、火事発生時にボタンを押したら強い水圧で自動的にカバーしている蓋が開いて放水するというものです。

方向も建物に合わせて定められており、一ヶ所で3箇所に放水できるように、調整してあったり、井戸の後を利用してその中に放水銃を設置されたりしています。

あわせて女性が一人でも使えるような放水用ホースなども整備されています。

京都のふるさと税は、文化財保護のために使わせていただけるようにと広く皆さまにお願いされているところですが、このようにして京都の、日本の宝を大切に護り引き継いでいくために、ご尽力をいただいているんだなぁと実感しました。

是非皆様のご理解とご協力をお願いいたします。