今日は『坪井清遊会』さんについて、感謝を込めてご紹介したいと思います。
現在の京都市中京区に昔、『坪井清遊』という行者さんがこられ、村の為に多大なご尽力をされたそうです。
罪を犯した人に、処刑される直前、最期の水をお与えになったという坪井の井戸は、今も町の中に大切に引き継がれており、訪れると遥か昔の人々の叫びや思いが聞こえてくるような身が引き締まる気がします。
村の人々は坪井清遊さんを大変尊敬・感謝され、清遊さんはその地で亡くなられたのですが、子孫のない清遊さんの土地は村のお役をされていた方々で大切に管理されてきました。
時代がかわり、色々なご事情があったそうですが、今では、その村のお役をされていた子孫の方々が、坪井清遊さんの意志を引き継ぎ、教育・医療・福祉に関する寄付を続けてくださっています。
毎年、京都府・京都市両教育委員会に対してご寄付いただいており、今日は、京都府の特別支援学校の生徒さんが製作に活用できるようにと陶芸用のろくろを購入するためのご寄付をされました。
京都ルビノ堀川で、特別支援学校の生徒さんの作品を展示・販売もはじめていただいている『はぁとギャラリー』も熱心にご覧いただきました。
京都市には『花脊山の家』で野外活動に活用するためのテントや寝袋等を寄贈されたそうです。
今後益々、子どもたちの野外体験の充実を目指していこうという中で、多くの子どもたちが大切に使わせていただくことと思います。
その他にも、毎年様々なご寄付をされていますが、このたいへんな財政難の折り、本当に有難いことと感服いたします。
坪井清遊さんの不思議なご縁に導かれ、お出会いできた皆さまに改めて心からお礼を申し上げます。
感謝 合掌☆