京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。


京都府議会 総務・警察常任委員会 管外調査 】-2-


『新庁舎建設による行政機能強化について』
現在の県庁舎が抱える老朽化・狭隘化・分散化などの課題に対応するために、
議会棟・行政棟・警察棟・駐車場棟を一体的に整備され、
今月末に完成予定の新庁舎について説明を受け、現地も視察させていただきました。
長崎の街にマッチする、緑と一体となった「丘のような庁舎」は、
県内産木材をふんだんに使用され、
「県民と供に新しい時代を切り拓く庁舎」の基本理念を実現するために、
県民サービス向上・防災拠点としての機能・県民の皆様も利活用しやすいスペースや食堂・
夜9時まで開放される展望施設、赤ちゃん連れでも気兼ねなく傍聴できる議会棟の傍聴室等々、
素晴らしい内容の施設となっています。
約5年後には、すぐそばに新幹線の駅も整備され、活性化が目に浮かぶようでした。
元 魚市場であった広大な土地を活用されての一体整備と京都を同じようには考えられませんが、
警察本部の整備や、老朽化・耐震化が必要な庁舎の再整備などに活かせるよう、努めてまいりたいと思います。






京都府議会 総務・警察常任委員会 管外調査 】-3-

「地方創生に係る佐賀県長崎県との連携協定」の取り組みの一つとして、
肥前窯業に関する日本遺産『日本磁器のふるさと
肥前〜百花繚乱のやきもの散歩〜』が、昨年認定され、
肥前窯業圏』活性化推進協議会が発足。
各関連地域相互の理解・連携を深めるための会議を、
月に2度ほどのペースで精力的に実施し、
情報発信、日本遺産ボランティアガイド育成研修、シンポジウム、
案内看板設置、スタンプラリー、文化芸術による賑わいの
創出事業等々、取り組みを進めておられます。
今後は、「知ってもらう」から『来てもらう」ため、リクルート、ジャランと連携して、
体験型コンテンツを盛り込んだ、日本遺産『肥前窯業圏』商品化の促進を図っていかれるとのこと。
肥前大茶会 旅する大茶会」や、
若者やきものプロジェクト『やきものカワイイ市』
やきものネイルや、やきものメイクなど、新しい発想での取り組みについてもお聞きしました。
少し、窯元もご案内いただきましたが、伝統的な技を活かしながら、
幅広い年代に親しんでもらえるような新鮮で素敵な
商品にも出会え、新しい風を感じることができました。
一方、このような取り組みに消極的な窯元もあり、
課題も多いとお聞きしました。
どこも同じような課題がありますが、なんとか道を拓いていこうと様々な
観点からのチャレンジや努力が重要だと改めて感じました。