京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

とっちゃんの日。  伏見板橋消防分団

今日は、とっちゃんの日。
12年前、地元の小学校で当時2年生の男の子のかけがえのない尊い生命が奪われた衝撃の日・・・
当時は、今のように、「子ども見守り隊」もなく、犯人がわからないまま、警察の皆さんにたいへんお世話になりながらも、不安の日々を送っていた地域の皆さんと一緒に、子どもたちを、地域の安全を守ろうと、通学時・休み時間、放課後と毎日学校に通い、できることを無我夢中でやっていました。
悲しいけれど、どうしても戻ってこれない小さな命が教えてくれたことを、私たちの中に生かし続け、大切にしていかなければならないとの強い想いがありました。
被害者も加害者も出さない、温もりのある街をつくっていきたいと、多くの皆さんと一緒に、子どもたちをまん中に、地域の安全安心を守れる活動をしていく中で、心からつながりあえる人たちとの出会いがありましたが、がむしゃらに突き進んだために、頭を打たれることもあり、なにもかもやめてしまおうと思った時期もありました。
でも、「わかっている人はわかっているから、これからも頑張って!」と声をかけてくださった方の一言で、やっぱり、子どもたちや地域の為に自分にできることをやりたい!という気持ちは抑えきれない自分に気づき、また、仲間と一緒に歩み始めました。
その時の辛い想い、有難かった言葉があったからこそ、色々な考え方・見方があることを理解するように少しでもなったかと思いますし、あの時、声をかけてくださった方のように、私も、一生懸命頑張っている人たちを応援できる人間になりたいと心から思えるようになったと思います。
そして、6年前の同じ12月21日。
府議会議員補欠選挙にでないかというお勧めをいただき、いわゆる面接というものがありました。
とっちゃんが星になった(子どもたちはみんな、そう言っていました)12月21日・・・
大きな運命を感じ、その後、多くの皆さまのご尽力・ご協力をいただき、4月の選挙戦に臨みました。
投票日、事件のあった小学校に行き、校庭にある「とっちゃんの梅の木」に語りかけると、風もないのにピンクの花びらがほころびました。
とっちゃんが、頑張ってと言ってくれているような気がして涙がでました。
当選発表の時、事務所に、その梅の花をもっていき、安心安全な街を、皆さんと一緒につくっていくことを誓いました。
あれから、6年・・・
微力ながら、多くの皆さんに支えていただきながら、毎日全力で頑張っていられるのも、12年前の今日から始まり、多くのことを学び・感じさせてもらったからだと、改めて、とっちゃんの可愛い笑顔を思いだし、ご冥福を心からお祈りいたします。
また、当時、記者として取材をされていた京都新聞社の大西氏が、今日、とっちゃんの梅の木にお参りしてくださったと後からお聞きし、いつまでも忘れないでいてくださっている方がいてくださっていることにも、感謝いたします。

伏見板橋消防分団に対する市長等の激励
来年の京都市消防総合査閲で、伏見を代表して受閲される伏見板橋消防分団の皆さんを激励するため、地域の皆さんをはじめ、多くの方々が伏見板橋小学校に参集されました。
   

  

前の分団長の小野さんが昨年、伏見消防団の副団長になられたので、新しく就任された大西分団長の、迫力ある大きな掛け声が校庭に響き、寒い中でしたが、身が引きしまるような、とっても気持ちのよい時間でした。
  

   

  
多くの皆さんがご挨拶されましたが、前回受閲では優勝と準優勝という素晴らしい歴史をもっておられる板橋分団に、大きな期待がよせられました。
20年ほど前に受閲された時にポンプ躁法をされた小山さんが、今回は旗手として活躍、PTAも頑張ってくださってい若い方々や、女性分団員も4名に増えられて、皆さん本当にかっこいいです!

  
これから訓練がたいへんだと思いますが、6月の総合査閲では地域ぐるみで盛り上がり、優秀な成績をおさめられることを、祈っています。