京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

ウイングス・フォーラム2011 

社会福祉協議会主催のお餅つき大会

お揃いのかっぽう着やよど神社の法被を着た多くの方々のご協力で、ご高齢者、子どもたちなど、地域にお住まいの皆さんがつきたてのお餅をいただき、楽しんでおられました。
私も、かっぽう着を着せてもらって、仲間に入れていただき、少しお餅をつかせていただきました。
  
はじめは皆さん、気をつかってくださってか、軽くて小さな杵を貸してくださったのですが、ちょっと力が込めにくく、次は大きめの杵でつかせてもらいました。
  
「すごい!」とお褒めの言葉や拍手をいただき・・・(笑)
今シーズン初めてのお餅つき。つきたての美味しいお餅をいただき、今年ももう、あと少しだなぁと改めて実感しました。
  
お世話くださった皆様、どうもありがとうございました。

午後からはウイングス京都で開催された「京都市男女共同参画市民会議 ウイングス・フォーラム2011 真のワーク・ライフ・バランス推進事業 地域デビュー講座」に行きました。
会場のウイングス京都イベントホールには、女性だけでなく、男女とも幅広い年代の皆さんが大勢集まっておられ、開会前から、なかなかいい感じ。
主催者挨拶として、門川京都市長京都市男女共同参画市民会議運営委員会の西脇会長、来賓挨拶として京都市会から井上議長。
  
続いて、「きょうと男女共同参画推進宣言」登録事業者表彰式が行われました。
京都中央信用金庫

   2625名の従業員のうち992名が女性
   男女の区別なく管理職登用・職場配置を実施(女性支店長8名)
   結婚・出産等による退職者の再雇用「リターン・ジョブ制度」や
   「パートタイマーのの職員登用制度」など
「河市水産株式会社」

   105名の従業員のうち25名が女性
   事務職の勤務時間にシフト制を導入、働きやすい環境づくり
   給与規定を見直し、基本給や賞与基準を明確化
   社員それぞれにあった休暇体制や働き方の多様化など

また、京都市の事業者の9割を占める中小企業の励みにしていただくため、平成22年度から、小・中規模の事業者の中から「奨励賞」がおくられているそうです。

奨励賞株式会社三木半旅館

   従業員34名のうち女性13名
   男性の育児休暇取得の促進
   パート従業員の短時間正社員への転換
   65歳定年制の導入、その後の嘱託による継続雇用など

続いて、ウイングス京都の前館長への感謝状も贈られました。

式典が終わり、対談
「真のワーク・ライフ・バランス〜One For All,All For Oneの精神に学ぶ〜」
ラグビー日本代表京都市社会教育委員の大八木 淳史氏と
KBS京都ラジオ編成・制作局長 村上 祐子氏
  
ラグビーの精神や子育て、介護、地域での活動など、それぞれのご自身の経験を活かして、色々なお話を聞かせてくださいました。
ラジオで一緒にパーソナリティーもされていて、息はぴったり、ユーモアもはさみながら、あっという間に時間が過ぎました。

続いてパネルディスカッション「真のワーク・ライフ・バランスについて考える」
コーディネーターは、私の大好きな西岡正子先生。
   

ウイングス京都館長で、佛教大学教育学部教授で人づくり21世紀委員会でも顧問としてたいへんお世話になっています。
パネリストとして京都市地域女性連合会の西脇悦子会長、京都経営者協会の石垣一也会長、日本労働組合総連合会京都府連合会女性委員会の国領佐知子委員長、京都「おやじの会」連絡会の行政区幹事 中本貴久氏と対談に続いて大八木淳史氏もご参加。
  

様々なお立場から、それぞれの活動や生活の中で感じ、実践されていることを、コーディネーターの西岡先生がうまく引き出し、拡げてくださったので、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
以前はなんとなく、男女の特性を活かしたライフスタイルではなく、単に「なにもかも平等に!」とか、「女性の自立イコール仕事をしていること」みたいな感じも無きにしも非ずという印象があり、正直なところ、あまり男女平等ということにはピンときていませんでしたが、近頃は多様性を尊重し、生涯学習や人と人とのつながりを大切にし、地域での活動等も含め、より豊かな生き方を考え、実践していこうという取り組みが増えてきて、嬉しく思っています。
ロビーには、「きょうと男女共同参画推進宣言」に登録されている事業者の紹介コーナーもありました。
  
平成23年11月末現在の登録事業者数は67社だそうです。
「仕事と家庭の両立」から「仕事・家庭・地域」で人生のスクラムを組んでいこうという、今回のフォーラム。以前、伏見区役所深草支所まちづくり推進課長として、大活躍くださった中谷香課長が、今は京都市男女共同参画課長として、頑張ってくださっています。

プログラムに男女共同参画社会とは、「男女が等しく個人として尊重され、性別によらない多様な生き方が保障されるとともに、あらゆる場において、共に責任を担いつつ 個性と能力を発揮することができる社会」と書かれていました。
誰もが真に生きがいを感じ、心豊かな人生をおくれるよう、これからも学び、つながりあっていきたいと思います。

夜は自民党京都府連女性局の部長会議と懇親会。
1月25日には元内閣総理大臣安倍晋三衆議院議員を講師としてお招きして「りぶるの集い」を開催する予定です。