京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

東北地方太平洋沖地震、京都府の支援体制

一昨日発生した巨大地震の悲惨な状況が続々と報道されていますが、その被害状況は想像をはるかに超えるものでした。多くの皆さんが心をいため、何か自分たちにできることはないか・・・とのお声をいただいています。
自民党の谷垣総裁は、早速、菅総理に電話し「政府の対策に全面的に協力する」と伝え、災害支援・復旧のための補正予算の必要性を伝えました。
「国民の生命と財産を守る」ことが、国家の最大の責務であり、党利・党略ではなく、与野党が結束して、今こそこの国難に立ち向かい、被災者の皆さんのために何をなすべきか、力を結集しなければなりません。

京都府としても、山田知事を本部長として「京都府災害警戒本部」を設置されました。
昨日の支援体制に加えて、医療支援チーム(第一日赤病院・府立医大病院・府立与謝の海病院・福知山市民病院・公立南丹病院・京都医療センター京都市立病院・京大病院)の医師や看護師が緊急派遣されました。
また、京都市消防ヘリや緊急消防援助隊京都府隊(50隊、187名)が出動、京都府警察本部広域緊急援助隊も約20名が追加出動予定です。

京都府での義援金設置については、国や日赤の対応もふまえ、調整中だそうです。
友人・知人からも義援金について問い合わせがあり、多くの皆さんができることを!と思ってくださっているお気持ちは、本当に有難いことです。
救援物資については、阪神・淡路大震災の時に、せっかく善意で届けられても有効に使われなかった物もあり、広範囲に渡って搬送手段も限られているため、必要物資を有効に届けられるよう、オールジャパンで協力できる情報発信が必要だと思います。
いてもたってもいられず、何かできないかと善意で思ってくださっている方々がとても多く有難い中で、一部、虚偽の募金やチェーンメールなどが発生しているという話をお聞きし、こんな大変な時になんてことを・・・と本当に悲しくなりました。
絶対にそんなことをしないでください!  被災された皆さんや関係者の皆さんのご心痛、大変な状況を思い、今こそ、みんなが心一つにする時です。