京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

3府県ドクターヘリ運航開始・祇園祭りボランティア21

「救える命を救うため、一刻も早く救急現場へ!」
緊急患者のいる救急現場に医師・看護師を素早く送り届け、すぐさま救命処置を開始して適切な医療機関への迅速な搬送をするため、京都府兵庫県鳥取県3府県の特に日本海側を運航範囲とする「ドクターヘリ」の運航が今日から開始されました。

ドクターヘリ導入は全国で22例目。

日本海側では初めてで、運航範囲は原則豊岡病院から半径50キロ圏内にある消防本部の管轄区域で、ヘリはエリア内に約360箇所あるランデブーポイントで救急車と合流します。

到着時間は50キロで約15分、30キロで約9分だそうです。

11時から、拠点となる兵庫県の公立豊岡病院で就航式が開催され、山田知事らと共に私も京都府議会府民生活・厚生常任委員長として参列させていただきました。

主催者である豊岡病院組合管理者のご挨拶のあと、今回の運航を推し進めてくださった兵庫県井戸敏三知事・京都府山田啓二知事・鳥取県知事の代理として藤井喜臣副知事からのご祝辞。

来賓紹介のあと、フライトドクター・フライトナース・運航スタッフの紹介がありました。

計画当初一番心配されていたのが医師不足だったそうですが、緊急医療への崇高な熱意を持ってご尽力いただいた小林ドクターのおかげで素晴らしいスタッフが集まってくださったそうです。

テープカットなど式典の後は、ヘリコプターと運航管理室の内覧会。

人口呼吸器や除細動器・患者監視モニター等の医療機器を装備し、搬送中も機内での気道確保や薬剤投与が可能な機内や、ドクターヘリ出動に関する連絡や救急事案に関する情報を一元的に取り扱う重要なポジションである「ドクターヘリ運航管理室」 やスタッフが待機されるお部屋等見せていただきました。

簡易な二段ベッドやユニットバス・洗面所等、とても質素なもので、たいへんな激務と重大な責任をおっていただく皆さまに心から敬意と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

今日午後1時から運航開始だそうですが、ドクターヘリ1機は7億円。
すごい金額に驚きましたが、これまで救えなかった命をドクターヘリによって、月に2名はお助けできるのではないかというお話を伺い、それを考えると7億円の価値は充分あるのでは、というお話を聞いてなるほどと思いました。

   

内覧会後、デモフライトがあり、山田知事をはじめ、3府県の代表の方が約5分、こうのとりの里で有名な豊岡の空へ・・・
道中、少し雨がピリピリしていましたが、青空に白地に青と赤の機体がとても美しく、今日から人々の命を救うため、この豊岡病院を拠点とて活躍くださることを心から祈り、お願いしました。

   

兵庫県井戸敏三知事にご挨拶させていただき、京都府山田啓二知事と一緒に写真を撮らせていただきました。
山田知事のお勧めで、真中にはさんでもらって、すごい3ショット!!!  感謝!

京都祇園祭りボランティア21勉強会・説明会

毎年7月17日に開催される祇園祭山鉾巡行に曳き手・情報ネットワークなど、約500名のボランティアが参加させていただいていますが、今夜は恒例の勉強会・説明会。

山鉾連合会の深見理事長のお話をいつも楽しみに聞かせていただいているのですが、今日は特に、たいへん興味深いお話を伺うことができました。

昨年、ユネスコの世界無形文化遺産に登録されましたが、1000年以上の長い間、引き継がれてきたこの祇園祭りをしっかりと守っていくためにたいへん重要だとおっしゃっていた深見理事長の思いが歴史上の様々なことをお聞きしてよくわかりました。
今年は土曜日で多くの皆さんが京都を訪れてくださることと思います。

   

   

中井副委員長の司会で、和田会長・岩崎委員長・赤尾委員長・石野副会長のご挨拶や説明。

素晴らしいご縁で、山鉾巡行に参加させていただけることは本当に有難いことだと思います。
今年もガールスカウトとして皆さんと一緒に参加させていただきたいと思っています。