京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

醍醐寺五大力さん

毎年2月23日に醍醐寺で営まれ「五大力さん」として親しまれている、五大力尊仁王会(ごだいりきそんにんのうえ)。
不動尊王など、五大明王の力を授かり、その化身・五大力菩薩によって国の平和や国民の幸福を願うもので、その歴史は醍醐天皇の時代、西暦907年までさかのぼるそうです。この日に限って授与される災難・盗難除けのお札「御影(みえい)」は、京都の町屋や老舗、多くの家庭の出入り口に貼られており、このお札を求めて、長い行列ができていました。
この御影は仁王会に先立ち、15日から21日までの1週間、全山僧侶が堂にこもって、仁王会前行としてのべ1000人以上の僧侶が熱のこもった祈祷、祈願を行っておられるそうで、一般の方も参列し、祈りに参加することができるそうです。

今日は、淀から毎年お越しになっている皆さんにもお誘いいただいて一緒に行かせてもらいました。
境内では伏見消防署長・醍醐消防分署長・消防団長さんをはじめ、多くの消防団員や警察官の皆さんも巡回してくださっており、ありがとうございます。
屋台や出店が多く並び、とっても賑やか!!!

近年では、力自慢の男女が巨大な鏡餅を持ち上げ、その時間を競う「餅上げ力奉納」も有名で、男性は150キログラム、女性は90キログラムの紅白の鏡餅を抱えて、その力を奉納し、無病息災、身体堅固を祈っていただいています。

若い女性の参加も多く、優勝者は、鏡餅と同じ色の白とピンクのジャージ、お餅の上に飾られているリボンと同じ赤のリボンを髪に飾ったタレントの方でした。
細身の彼女が8分以上持ちこたえ、これまでの記録を破る新記録で優勝!!!
力だけでなく、コツと我慢が鍵だそうです。


多くの皆さんに出会い、私にも「餅上げ、出るんか?」と訊かれましたが、90キロのお餅を持ち上げるなんて、ほんまたいへんたやと思います。
参加された皆さん、どうもお疲れ様でした。