京都市立池田小学校には、羊が２頭います。
べべとポッチ。
先日、モクモクファームのご協力で、子どもたちが見守る中、２頭の毛刈りがあったそうです。
バリカンで毛を刈られるべべとポッチに傷がつかないように、優しい気持ちで子どもたちは祈りながら見ていたことと思います。
暑い夏を前に、毛を刈ってもらってスッキリした羊たちを愛おしく感じながら、刈られた羊毛を子どもたちが何回も水をかえながら丁寧に洗って乾かすとフワフワした優しい色合いの羊毛ができたそうです。
その羊毛や給食のゼリーカップなどを使って、とっても可愛い子？ができあがりました。
手に取ると、ふかふかとても優しい手触りで、パッと気持ちが柔らかくなります。
中には鈴が入っていて心温まる素敵な作品です。
子どもたちが、べべとポッチを思いながら、友達や先生と一緒にみんなで作る姿を思い浮かべると嬉しくなります。
学校では、ふれあい農園で野菜も作っているそうです。
自分たちの手で苦労して作った野菜は安全で美味しく、べべやポッチにもあげているそうです。
また、池田小学校では「オオムラサキ」というアゲハを卵から成虫にまで育てておられます。
幼虫からさなぎになり、成虫となっていく様子を見ながら生命の神秘を感じていることと思います。
今年もみんなで大切に育ててきたオオムラサキを醍醐の空に放そうと、７月３日に醍醐三宝院で放蝶されるそうです。
自分たちがお世話したオオムラサキが大空高く羽ばたいていく姿は、子どもたちの心にずっと残っていくことでしょう。
地域女性会やソロプチミストの皆さんも協力されています。
私も昨年は子どもたちが、ちょっと心配そうに、でもとても嬉しそうにオオムラサキを放つ姿を見せていただきましたが、今年は府議会本会議の日、議会運営委員会のため見せていただくことができず残念・・・
また、運動場には相撲もあり、今後ますます地域の中でも活用されることを期待しています。
それぞれの学校で、先生方が懸命に子どもたちの豊かな育ちのために、特色ある取り組みをしていただいていることを有難く思います。
