京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

京都府警察広報センター・京都府庁探訪

5月15日(金)

今日は葵祭。いいお天気でよかったです。

「わたなべ邦子とともに歩む会」の皆さんがご参加・ご協力くださって、以前「府庁探訪」をさせていただいたところ好評で、その時参加できなかった方々からのご要望もあり、第二弾として今回は京都府庁京都府警察の見学会を開催させていただきました。

午後からでしたが早めに行って、役員や希望者の皆さんと一緒に府庁内「ほっとはぁと」でランチ。
キャロットカレー、シメジと牛肉・ベーコン入りの和風スパゲティーピザトースト、それぞれ美味しくいただきました。

そのあと、役員の皆さんは、後で職員の方と一緒にグループリーダーとして参加者の皆さんの道案内をしていただくために府庁内の下見・確認してもらってから府警広報センターへ。

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府警広報センターでは、
110番通報を受けて警察官が現場に到着するまでのしくみがわかる「通信指令センター」
最新の道路情報をつかんで交通の流れをスムーズにするためコンピュータで信号機や交通情報板を操作したり、交通情報を発信している「交通管制センター」の見学と、
ゲーム感覚で理解をふかめるクイズや「110番通報体験」、安全運転でゴールをめざす「サイクルシュミレーター」、合成写真で白バイに乗った警察官に変身した写真も記念にいただきました。

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次に、京都府議会の議場に入って議席に座らせていただき、議会の概要について議会事務局次長のお話を伺いました。
知事、教育委員会公安委員会などの執行機関と、府民の代表である府議会が府の意思決定・議決機関として、大きな二つの柱となって、私たちの住む京都府を、より住みよい地域社会にするための役割を果たしていること。
定例会や臨時会、議長・副議長、各種委員会、議会事務局、議会図書館など、府議会のしくみについて。
議決権や調査・検査権・意見書提出権・請願受理審査権など府議会のしごとについて。
議員定数・会派について、請願と陳情、府議会の広報や傍聴などについても、わかりやすくお話をいただきました。

「わたなべ邦子とともに歩む会」の会長からもご挨拶いただき、偶然にも議員定数の62名(現在欠員2名)が本日の参加者であることや、今後とも皆さんと一緒にわたなべ邦子が頑張って仕事をしていけるように支えていこうと有難いお話をしてくださいました。

私からも、この会を開催するにあたり多大なご尽力をいただいた多くの皆さまと、ご参加いただいた皆さまに、心からのお礼を申し上げました。
本日、皆さんにご覧いただく所や様々な取り組みについて簡単な紹介を申し上げ、「ほっとはぁと」については障害者支援課長から、説明とPRをしていただきました。

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皆さんが特に楽しみにされていた山田知事への表敬訪問。
お忙しい中お時間をとっていただいた知事がお部屋に入ってこられると、皆さん笑顔で大きな拍手がおこりました。
知事からご挨拶をいただき、新型インフルエンザ対策についても少しお話がありました。
グループに分かれて順番に知事と一緒に記念写真を撮らせていただいたあと、知事室や応接室にも案内してくださいました。
皆さんにいろいろ紹介していただき、にこやかに握手を交わしておられましたが、新型インフルエンザの対策本部会議で着用された白のジャンバーもかけられており、常にさまざまな事態に機敏に対応されている様子が垣間見られ、改めて激務に敬意を表します。

続いて3つのグループに分かれて府庁内を見学させてもらいました。

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太陽光発電」「屋上緑化
本年度から府庁2号館と議会棟屋上に太陽光発電のパネル板が設置されました。
本庁舎における「太陽光発電装置、屋上緑化環境学習施設」の一体的整備は全国初の取り組みだそうです。
さすが、京都議定書発祥の地!!!
また、住宅用太陽光発電システム設置に関する補助の概要や、省エネルギー住宅に太陽光発電や太陽熱利用設備をつけて「エコ・アクション・ポイント」を利用していただく「新エネルギー導入促進事業」についてもご紹介。各家庭でもできることからはじめていただきたいとお願いしました。

屋上緑化「京てらす」は芝生が一面にふかふかと気持ちよく、府民の皆さんが参画されているエリアには、季節の草花や野菜が実り、
環境学習の場として、緑化面とコンクリート面との温度差を示す「温度パネル」や、屋上緑化技法などの「展示パネル」、雨水を花壇の散水に利用するための「雨水タンク」も設置されています。

また、昨年からは、源氏物語千年紀を機に、源氏物語にゆかりの
12種の草花を集めた花壇「源氏の庭」も設置され、なでしこ、ききょう、おみなえし、ふじばかまなど、可憐な花が訪れる皆さんを楽しませてくれています。

一般公開されていますので、ぜひお越しください。
京都府庁2号館屋上
月曜日から金曜日まで(土・日・休日・祝日を除く)
9時から17時(11月から2月までは16時閉場)


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京都府庁旧本館
明治37年に竣工された京都府庁旧本館は、昭和46年まで京都府庁の本館として、また、現在も執務室や会議室として使用されており、創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては日本最古のものです。
外観はルネサンス様式に属し、西洋近世の大邸館をほうふつさせます。内部は、随所に和風の優れた技術が巧みに取り入れられており、内部意匠は建築というより、むしろ工芸品といった趣さえ感じられます。

今回は旧知事室や旧食堂・正庁を見学、NPO法人京都観光文化を考える会「都草」の方に解説・案内をしていただきました。
「都草」の皆さんは、京都検定合格者や京都の歴史文化に関心の深いメンバーからなるNPO法人で、豊富な知識を活かして旧知事室などの案内をはじめ、歴史文化・観光の情報提供も行っておられます。

そんなNPO法人の設立相談や相互の交流を深め、行政やNPO同士の協働をすすめるための「NPOパートナーシップセンター」も旧館の中にあります。
活動展示コーナーではいろいろなNPOの活動を紹介できたり、会議室の利用や、イベントの情報をマスコミに紹介するためのバックアップなど、NPOの皆さんの応援をしています。

3年目を迎えた「京都府地域力再生プロジェクト」についても同じ部屋で対応されるようになり、よりいっそう府民の皆さんとの「パートナーシップ」「協働」を大切にきめ細かな取り組みが進んでいくことを期待しています。

各所でそれぞれ親切丁寧に説明をしていただき、多々お世話になった多くの皆さまに心からお礼申し上げます。
今後とも、山田知事を先頭とされ、安心安全希望の京都府づくりのため、府民の皆さまとの協働を大切にしながら奮闘いただいている様々な取り組みを広く皆さまに知っていただき、そしてそれが地域の中で日々一生懸命頑張ってくださっている皆さんの思いや願いに沿ったものとなるよう、これからも誠心誠意つとめて参りたいと改めて思いました。