京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

9月5日は、ハイデルベルクでの調査。
古い歴史資産を有する街並みは、どこもたいへん美しく、統一感がある感じがしましたが、ここでもやはり、多くの努力の元でそれが実現していることを感じました。
荒廃しかけた街並みを再生しようと自治体が住民のみなさんとのワークショップなどを通して、まちを再生させた第一号の地域にて。
ドイツ在住のジャーナリスト松田氏に色々話を聞きながら、今回派遣された議員や議会事務局も、熱心に視察・調査をすすめています。



環境都市ハイデルベルク市、ネッカー川のソーラーボートに体験試乗。
屋根の太陽電池で発電し、バッテリーで航行するソーラーボートとして世界最大(定員110名、全長25m、重量41トン)
消費電力に占める自家太陽光発電の割合は約7割。
環境都市ハイデルベルク再生可能エネルギー利用の象徴として、市が企画し事業者を募集した、エコプロジェクト。
一日6回の遊覧航行、各50分間、船内ではドリンクも販売され、景色も素晴らしく、大勢の方々が、楽しんでおられます。



ハイデルベルクの街の象徴、カール・デオドール橋から、ハイデルベルク城を望む。
背中にご注目を!
「京都」「広報監 まゆまろ」

ハイデルベルクでは、旧市街地を歴史ある建造物を大切にしながら歩行者優先のまちづくりをすすめている一方で、バーンシュタット地区では、鉄道操車場の跡地を利用して、先進的な環境都市を創造しようと、民間との協働で開発をすすめています。
パッシブハウスと言われる省エネ住宅の建設や
、木質バイオマスなど地域エネルギー供給の効率化、大学やハイテク関連企業の研究所等を中心に雇用も創出し、経済と環境が両立した街づくりを目指しておられます。
パッシブハウス研究ラボ棟は三重窓、夏の日差しを遮る為、メッシュのカバーが折りたたみ式で設置されています。