京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

伏見経済人クラブ1月例会

友人が講師をつとめている、きもの学院が2月17日に開催される「きものの集い」にモデルとして参加させていただくことになったので、今日は衣装合わせ。
普段は自分で適当に着ていますが、プロの着付け師さんの丁寧な着付けに感心しました。
体型の補正から、年齢や体型に合わせた帯の位置や襟もとの感じ、伊達衿、帯締めなど小物類の選定、細かいところまできっちりとした着付け等々、色々試してはやり直ししながら、約1時間半もかけて、学院長御自らの素晴らしい刺繍を施した桜模様のおきものを着つけてもらいました。


本番までに、あと2回、歩き方や司会者の方とのリハーサルなど、いつもは気楽に見せていただいているだけでしたが、華やかなステージのために、時間をかけて多くの準備・ご努力をしてくださっていることを、実感しました。ありがとうございます。

昼間は、自民党伏見支部女性局のみなさんが集まって、今後のことについて相談
夜は伏見経済人クラブ1月例会
今夜は京料理「清和荘」の竹中徹男社長に「世界の名物 日本料理 〜和食を見直そう!〜」とのテーマでお話を伺いました。
  
「味」の基本味は、「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」そして「うま味」
昆布やかつお節、煮干し、干し椎茸など、二つの「うま味」をあわせると相乗効果でより美味しい「だし」になります。しかも、その成分である「アミノ酸」や「核酸」は動物がいきるため必要なものである。
その「だし」を使った「和食」の基本は「一汁三菜」
「だし」を効かせた料理は調味料が少なくて美味しいと感じ、日本型食生活は高血圧の予防にも効果があり、「和食」は世界に注目されています。
「和食」は世界に」誇る健康食である!!
しかしながら、
・「食」の欧米化による「当分」「脂質」の摂りすぎ
・共働きによる「食」の簡素化
核家族化による「個食」の増加
・外食産業の発達
によって、急速な「和食」の衰退が懸念されています。
朝はパンと牛乳、昼はスパゲティー、夜はハンバーグなど、全く和食を食べない日はあるかも・・・和食が日本人の「ソウルフード」で無くなる?
そこで、「和食」を世界遺産に!との運動がすすめられています。
・世界に誇る長寿食の「存続」
・「和食」に関わる器や和服等の「伝統産業」の保護
・国内外の生活習慣病の予防
・日本の農業保護と海外への輸出
・海外への正しい「日本料理」の周知
のために、各方面での「食育活動」を精力的に推し進めていただいています。
保育所から大学、保護者会の皆さんとも一緒に、「だし」をひき、「出し巻きたまご」や「茶碗蒸し」などをつくって、子どもたちに本物の「だし」の味を伝えてくださっています。
お話のあと、山仲修也会長のご発声でお食事会の始まり。
清和荘さんの美味しいご馳走をいただきながら(煮物のおだしまで、みんな完食)、改めて日本が誇る、健康的で美味しい和食をもっともっと拡げていきたいと思いました。