京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

震災被災地支援着物バザー  東日本大震災復興・支援 京都府少林寺拳法大会   砂川消防分団地元激励会

今日に予定されていた南部ふれあいプラザは雨天のため延期されました。
前日準備など、お世話になった皆さまには、また、次週ということで重ねてたいへんお世話様です。

東日本大震災で被災された皆さまのために、なんとか自分にできることを・・・と多くの方々が考えてくださっていて、本当に有難いことです。
今日は「震災被災地支援着物バザー 〜今 私たちにできること〜」という取組が伏見区深草の京エコロジーセンターで開催されました。
NPO法人京都古布保存会」の皆さんの呼びかけで、着物や帯、帯締めをはじめ、バザー商品が並んでいました。
  


会場にはオルゴールの音色が流れ、多くの方々が愛用されていた色とりどりの着物を見ていると、その中にそれぞれの暮らし・歴史があったんだなぁと感じました。
着物は高価だという感がありますが、親子代々長く愛用できますし、このような機会に手頃な値段で購入して着物に親しんでくださる方々が増えていったらいいなと思います。
保存会の皆さまには、今後とも、色々な場でご活躍くださることを願っています。

続いて東日本大震災復興・支援 京都府少林寺拳法大会」
京都府立体育館を会場として、午前中から本戦1回目、午後から開会式と本戦2回目・表彰式・閉会式がありました。
午後からよせていただきましたが、体育館いっぱいの参加者!
  

震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、黙祷をささげたあと、模範演武・鎮魂行では、きりりと引き締まった演武にこちらの背筋もピンと伸びました。
  

  
開会式前に、中国からの留学生の女性による素敵な舞いが披露され、とても華やかでした。
京都府少林寺拳法大会 高野会長のご挨拶に感銘をうけました。
   

  
少林寺拳法は「半ばは人の幸せを、半ばは己の幸せを」という創始者の言葉を基本理念として、他人と比較競争するのではなく、今やらなければならないことを相手や周囲の人たちと援けあい協力しながら形にすることを目指すとともに、平和で豊かな社会の実現のため、社会で役立つ人間を生みだすことが第一の目的とされています。
今回の大震災は日本・全世界に大きな影響を与えましたが、「共に生きる」ことの大切さを再認識し、また、この度の震災を自らのこととして復興日本に向けて各位尽力されることを願ってやまないと、たいへん力強いご挨拶でした。
  


初めてじっくりと本戦を見せていただきましたが、なるほど、対戦して勝敗を決めるのではなく、厳しい動きの中にも、2人が互いを尊重しながら演武しているんだなぁということが、よくわかりました。
表彰式の前には、開会式でも大きな華を添えてくださった留学生の方が、素晴らしい「変面」を披露してくださいました。
  


「変面」は、中国四川省地域で発展した伝統芸能で、300年以上の歴史を持つといわれる中国3大地方劇のひとつだそうです。
京劇と似た形式で行われる演劇ですが、後ろを向いた瞬間、手をかざした瞬間など、瞬時に面(隈取り)を変えながら広いフロアを踊ってくださり、大きな拍手が湧きあがっていました。
    
ドラえもんの面もあり、子どもたちは大喜び!そして突然、私のところに近づいてこられ、手を差し伸べられたので握手をしたら、その瞬間に目の前で面がパッと変わり、びっくり!思わず大きな声をあげてしまいましたが、貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
いつも大会には、このように様々な演出もされているそうで、子どもたちに素晴らしい文化にふれる機会もつくってくださっていることに、重ねて心から感謝申し上げたいと思います。

夜は砂川消防分団が6月5日に行われる「京都市消防団総合査閲」に伏見区の代表として受閲されるにあたり、地元披露・激励会があり、参加させていただきました。
  

   

  

   


砂川地域は、日頃からたいへん地域の結束力が強く、学校や各種団体の皆さんが、互いを尊重しながら、温かく結ばれておられるなぁと感心しています。
案内状に、消防分団員お一人お一人の紹介がありました。学区内にある龍谷大学の学生さんもメンバーに入っておられます。
応援にこられていた地元の皆さんもお一人お一人激励の言葉をかけられ、いつもそれぞれ皆さんを大切にされる信部会長の思いがこもった激励会に感激しました。
あいにくの雨のため、体育館での訓練となり、小型動力ポンプの訓練は披露してもらえませんでしたが、長年ご奉仕されている前田分団長をはじめ、分団員の皆さま、本当にありがとうございます。