地域住民の安心と快適を創る「エコ舗装」、環境にやさしいコンクリート舗装について、都市リサイクル工学研究所・大阪市立大学の山田優教授のお話を聞かせていただきました。
これまで知らなかった、色々利点があることを聞かせていただき、「目からうろこ」って感じでした。
◆ゲリラ豪雨の洪水対策
透水性のコンクリート舗装で雨水の一時貯留機能が可能なので、路面排水施設の負担を軽減、都市型洪水を緩和できる。
◆大型車の燃費低減
コンクリート舗装はアスファルト舗装に比べて大型車の燃費を約3%低減できるので、化石燃料によるCO2発生量が抑制できる。
◆ヒートアイランド現象の抑制
路面が白色に近いコンクリート舗装では、夏期の路面温度が10℃程度低下。
◆道路照明の使用電力低減
コンクリート舗装はアスファルト舗装に比べて街路灯やトンネル内照明等の使用電力を約20%削減
◆天然資源の有効利用
再生骨材やセメントを用いたコンクリート舗装にすることで、天然資源の有効活用や産業廃棄物を再利用を図り、循環型社会の形成を促進できる。
◆維持管理の省力化
コンクリート舗装は耐用年数が長く、草が生えにくいので、交通量の少ない農林道等の維持管理作業を
省力化し、維持管理灯が削減できる。
等々、多くの利点についてお聞きし、また、着色が可能なので、今後様々な用途に合わせた活用が期待されます。
「企業に倫理を」「職場に心を」と毎週早朝からモーニングセミナーを開催し、学びを実践されている皆さんの新しい単会が設立総会を迎えられました。
経験豊かな方々に支えられながら、お若い女性会長が中心となってスタートされた、京都市北倫理法人会の今後益々のご発展を心からお祈り申し上げます。