京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

金札宮神輿巡行・「草津みなと鱧(はも)街道祭り」

伏見区民男女ソフトボール大会

   

   

開会式のあと、女子・男子青年・男子壮年に分かれて試合。
女子は4チームで当日決勝戦までで、砂川チームが優勝。
男子は今日が予選で、来週も引き続き試合が繰り広げられます。

伏見区の金札宮で、52年ぶりにお神輿が巡行されました。
9時から神幸出立祭があり、氏子・総代さんや神輿組の白菊会の皆さん、ご近所の皆さんなど、多くの方々がご参集。

   

お神輿神幸復興にご尽力された宮司の棚橋さんが「街の皆さんがニコニコできますように・・・」とご挨拶され、皆さんから大きな拍手がおこっていました。

    

お神輿は巡行のため、一部修理・補修されましたが、古くから伝わっている金札宮の神事・祭典をより多くの方々に観賞・奉賛できるよう、伏見の街並み地域をひとときでも癒し、和み、賑やかになるようにと準備されてきた皆さんの願いが通じ、素晴らしい晴天に恵まれました。

   

10時過ぎに出発され、まずは伏見板橋小学校へ・・・
小学校の運動場まで入り、不思議に思っていましたが、昔は、この土地も金札宮さんの領地であり、北校舎のところに本殿があったそうです。
板橋おやじの会の皆さんも協力されており、京都府の谷口教育委員さんも法被姿お似合いでした。

   

   

休憩場所としてお世話になった皆さんや、前後の安全を確保していただく方々、消防団の皆さんなど、本当に多くの皆さんのおかげで、街中にたくさんの笑顔が花咲きました。

横大路では、「草津みなと鱧(はも)街道祭り」のすごさにビックリ!!!
今年初めて開催されたのに、大規模で内容充実、参加者いっぱいという見事な取り組み、関係者のみなさん、本当にお疲れ様、おめでとうございました。
京都市伏見区横大路地域は、桂川と鴨川の合流地点であり、港を表す「草津」の地名が残っています。
平安時代から淀川水運の水産物や物資の集散地として栄え、かつて京都の魚市場として栄え、鉄道交通が中心となる明治時代まで賑わっていたそうです。
昭和初期に地域の南部に京都市のごみ処理施設が建ってからは、廃棄物処理施設が集まるようになりましたが、近年まちづくりの機運が高まり、住民の皆さんと行政・処理業者も連携して取り組みを続けてこられました。
このお祭りは、地域の文化を広く発信しようと、かつて草津で陸揚げされて洛中に運ばれたハモにちなんでつけられたそうです。

   

   

   

多くの地域団体の皆さんが、「横大路クイズ」・「伏見の名水を飲んで当ててみよう」・野菜やお米の即売コーナー・お餅つき・模擬店・お茶席など、多くの出店や展示ブースで活躍されていました。

また、投網の実演やカヌー教室、稚魚の放流など、川に親しむイベントや、ハモの調理実演・試食、水防の土のうづくり体験や、近くの横大路運動公園体育館で練習されているプロバスケットチームの京都ハンナリーズの選手も試技を披露されました。

琵琶湖・淀川流域圏連携交流会編の「舟運の要 横大路村のいま、むかし」を拝見して改めて横大路の歴史・文化の素晴らしさがよくわかりました。

    

また、写真で持っている「母なる川・保津川 セピア色の絵葉書で下る」という冊子も買い求めました。
かつて水運で栄えた保津川が、今は「保津川下り」として有名ですが、周囲の美しい風景は変わっていません。
保津川には国の天然記念物・アユモドキをはじめとした50種類以上もの淡水魚が生息しており、全国でも有数の生物多様性を誇っています。
そんな「母なる川 保津川」の水辺がより多くの人に親しまれるようにとの願いから「母なる川・保津川基金」が設立され、この冊子(100円)の全収益は基金に寄付されるそうです。
私も幼い頃、叔母に連れてもらって、よく保津川に行きました。
初めて飯盒炊さんでつくったバーモントカレーの味は今でも、今は亡き優しかった叔母との思い出としてよく覚えています。
保津川は私にとっても大切な川です。