京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

伏見義民祭が伏見大手筋の御香宮内で義民の子孫や顕彰会の人たちの参加で行われました。

天明時代に伏見奉行だった小堀政方の悪政に対して町民7名があらゆる迫害に耐え忍びつつ、一身一家をなげうって、伏見の人々のために、長い年月苦心惨たんして幕府に直訴しました。
幕府は奉行を罷免しましたが、当時の社会制度下においては、いかに正しいとはいえ、幕府に直訴した7名は、獄中に入れられ相次いで亡くなりました。
義民に対する人々の感謝の気持ちは大きなものでありました。
明治20年、百年祭を期に、御香宮境内に記念碑建設が企画され、ちょうど伏見に立ち寄られた勝海舟氏が碑文を書き与え、三条実美氏がその題字揮毫(きごう)を快諾され、建立されました。今も御香宮神社の門を入った左横に、伏見義民之碑が祀られています。
その時結成された「伏見義民碑保存会」によって年々慰霊祭を営んでこられましたが、敗戦後、義民碑保存会も自然消滅してしまいました。
その後、御香宮神社等のおかげで、毎年5月18日に、義民7名の子孫の方々や伏見の関係者が集まり、伏見義民祭がおこなわれています。

お昼は京都府庁で副知事の退庁式。

副知事として2期8ご尽力いただいた麻生純副知事と、1期4年ご尽力いただいた小石原範和副知事。
長年にわたって、京都府政の推進にお力を発揮していただき、本当にありがとうございました。
健康に留意され、これからも、いろいろなかたちでご活躍いただくよう、お祈りいたします。

夜は伏見区納屋町商店街振興組合 総会後の懇親会に出席。
当組合の顧問をさせていただいています。

10年間、理事長としてお世話になった石本氏が会長となられ、新しく、小林氏が理事長に選任されました。
新任挨拶も堂々とユーモアたっぷりで、今後商店街振興のため、ご活躍を期待しています。
私も、皆さんのお声をしっかりお聞きしながら、商店街のため、街のため少しでもお役にたてるよう、頑張っていきたいと思います。