京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

伏見区こころの健康を考える集い

9月18日(金)

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「第14回伏見区こころの健康を考える集い」が醍醐交流会館において開催されました。
伏見区こころの健康推進実行委員会」の小寺実効委員長と伏見区長のご挨拶。
平成9年8月から開催されているこの集いは、
「すすめよう精神保健福祉 共に生きるまちづくりを」
「つながり ふれあい 明日への希望」をテーマとして、精神障がいに苦しんでおられる皆さまの人権を守り、自立支援・社会参加を目指し、多くの方々に正しい理解をしてもらえるようにと毎年開催されています。今日も立ち見がでるほど多くのご参加がありました。
午前中はステージ企画(舞台発表)
当時者の方々の体験談では、
「みんなが自分の悪口を言っているように聞こえて閉じこもってしまった。」
「ささいな事で、落ち込んだり、引きこもってしまう。」
「殺人事件があった時、精神鑑定が行われることがあるが、精神障がいの病にかかってしまった私も、殺人を犯してしまいますか?と医師に聞いた。精神病イコール恥ずべきこと・危ないということではないことを理解してほしい。」
「今、ふれあい工房に通えるようになり、ケーキづくりが楽しい。自分がつくったお菓子を喜んで食べてくれる人がいるということで、社会とつながっているんだなぁと思えるようになった。」
「一生懸命頑張っていたから、この病気になったんだと主治医の先生が言ってくれた。自分を好きになりたい。」
「ハンディは自分を成長させてくれる。私の人生、晴れ時々にわか雨。」
など、実体験を元に、3名の方が心を響くお話を聞かせてくださいました。
他にも皆さんの願いを書いたカードをいっぱい張ったコーナーもありました。

合唱も「あの鐘を鳴らすのはあなた」や「崖の上のポニョ」は踊りつきで、会場から手拍子もおこり、盛り上がりました。 

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お昼休みは、模擬店・展示販売・体験コーナーなどがありました。
以前ブログでも紹介させていただき、何度か寄せていただいている「ミッションからしだね」さんがお弁当を販売されていたので買わせていただき、一緒に写真もお願いしました。
「京都ふれあい工房」さんは、日頃大変お世話になっている方が実行委員長もされていることがわかって、また新たなご縁がうまれました。伏見区京町6丁目で、ランチとケーキのお店「きゃんばす」もされていて、美味しい日替わりランチが500円だそうです。
是非行ってみたいと思います。
その他にも、多くの施設の皆様が飲食物や作品の展示など、工夫を凝らして出店されていました。