京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

りぶるの集い

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3月7日(土)


今日は自由民主党京都府支部連合会の女性局『りぶるの集い』

講師として、
拉致被害者家族連絡会前代表の横田滋・早紀江ご夫妻と、
内閣総理大臣補佐官(拉致問題担当)の中山恭子参議院議員にお越しいただきました。


横田ご夫妻からは、
1977年11月15日、当時13歳だった横田めぐみさんが、突然いなくなってしまった時の事を詳しくお聞きし、その衝撃的な状況が目に浮かぶようでした。

友だちと一緒の学校帰り、あとほんの少しで自宅という曲がり角で友と分かれた所で、のぞみさんは拉致されてしまいました。

工作員に無理やり袋に入れられ小船に乗せられて、沖に停泊していた船にうつされて40時間、監禁された船底で「お母さん、助けて!!」と何度も泣き叫びながら壁をかきむしっためぐみさんの両手の爪は、はがれそうになり血が滲んでいたそうです。

のちに横田ご夫妻は、拉致された時のそんな話を聞かれたそうですが、本当に気が狂うほど嘆き悲しみ、心を傷められたことと思います。

以来31年間、引き裂かれた親子はお互いに想像を絶するような大変な時を過ごしてこられました。

子どもをもつ親として、そのお気持ちはいかばかりかと心が張り裂けそうでした。

ご夫妻は国民の世論が是非とも必要だと訴えておられました。

中山恭子参議院議員からも、拉致問題に取り組んでこられたお話をさまざまお聞きしました。

2002年9月に北朝鮮が初めて日本人拉致を認め、10月には5人の拉致被害者が帰国しましたが、その他の被害者については未だ北朝鮮から納得のいく説明はなく、今もなお自由を奪われ、およそ30年もの間、北朝鮮に囚われたまま、現在も救出を待っておられる人々のこと…

国交正常化を先に進めるべきだという人もいるが、北朝鮮による日本人拉致は決して許されない人間の尊厳をふみにじった犯罪行為であり、北朝鮮にのこされているすべての拉致被害者の安全を確保し、日本に帰国できるよう、一人一人が思ってほしい!
横田滋さん、早紀江さん、めぐみさんの笑顔が見たい!!とお話くださいました。

今日は、『救う会』の皆さんも大勢お越しいただき、署名や募金活動も行っていただきました。

私も以前から存じ上げている方々も多数おられ、横田さんご夫妻にもご紹介くださいました。

小石原副知事や門川市長、国・府・市・各議員、以前からずっと拉致問題について街頭演説等でも訴えておられる自民党青年局の皆様や政治大学受講生の皆様にもご参加いただき、これからもみんなで協力していきたいと思います。

668名という多くの皆さまにお集まりいただきました。

女性局の顧問と政策審議委員をさせていただいている関係で、最後の挨拶を、仰せつかりました。

全国初の女性幹事長である田中セツ子市会議員や、今日のためにご尽力いただいた女性局各地域の部長さんにも一緒に登壇していただき、これからも国と府と市町村が一直線につながった、お一人お一人を大切にする自民党でありたいと話しました。

ご協力、ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。