京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。



府議会管外調査
富山県庁で、思いがけず懐かしい方に再会できて、嬉しかった!!
テンションあがりました。
以前、京都府におられた新田さんが、今は、富山でご活躍
総務・環境常任委員会の皆さんと



    
京都府議会総務・環境常任委員会の管外調査 石川県
「いしかわ移住・交流促進事業等について」
調査に先駆けて、石川県議会の米田昭夫副議長からご挨拶をいただきました。
企画振興部地域振興課の中田課長から、10年前に、初めて県の人口が減少局面となり、それを契機に、
「いしかわ暮らし促進」
「交流居住等推進」のため、移住セミナー・個別相談会・移住ツアーの実施・空き家情報の発信などに取り組んでこられたお話を伺いました。
平成26年度は特に、
首都圏への情報発信の強化に力を注がれ、
アンテナショップ移住相談窓口の開設
ホームページの全面刷新、専門機関を活用した情報発信
県移住情報ポータルサイトも全面刷新されて、アクセス数が、刷新後、5倍以上増えたそうです。
特に、県内一括検索できる、空き家バンクが、好評。
有楽町の「ふるさと回帰支援センター」に県ブースを出展され、
仕事・不動産・医療介護など、生活に必須な、きめ細かな情報提供に務めておられます。
また、JR東日本と連携した移住モニターツアーも実施され、
今年3月に予定されている北陸新幹線金沢開業を見据えて、今後、観光に加え、移住要素の濃いものに工夫していくとのお話でした。
以前、観光で訪れた時の好印象が移住につながっているケースもあるとのこと。
お互いに南北に広い石川県と京都府
参考にさせていただきたいと思います。




府議会総務・環境常任委員会の管外調査 福井県
「ふるさと貢献促進事業について」
福井県議会の田村 康夫議長にご挨拶をいただいたあと、観光営業部ブランド営業室の服部室長から「ふるさと納税」について等、伺いました。
平成20年に、ふるさと納税制度が始まりましたが、その制度を提唱されたのが福井県であったのだそうです。
福井県では、
インターネット上でクレジットカードによる即時決済で、手続きの簡素化や、県の窓口で市町村への寄付も受付。
寄付者に恐竜博物館や美術館等、県立文化施設の入館料が一年間無料となる「ふるさと県民証」や、観光情報、直近の地元新聞の記事写などを送付。
全国の都道府県の「ふるさと納税」に関する情報を集約・提供する
ふるさと納税情報センター」を設置。
東日本大震災時には、被災地への「ふるさと納税」受付を代行。

今では、ふるさと納税のお礼として、各都道府県の特産物などを送ってもらえることもあり、まるでテレフォンショッピングのように過熱してしまっている感もしますが、本来、自らのふるさとや、思い入れのある都道府県を応援しようという気持ちを、より拡げてもらうための方策について考え、様々な新しい取り組みを考え、進めておられます。
寄付の対象とする事業をあらかじめ提示し、事業内容に共感した方に寄付していただく「ふるさと応援ファンディング」
(例)福井城 山里口御門復元整備募金
〜瓦・壁板 記名募金〜

ふるさと母校応援
卒業生や、その学校を応援したい人が高校を指定して寄付し、
寄付の1/2は指定された高校へ、
残り1/2は、県全体の高校教育課に活用(奨学金など)

ふるさとへの記念日納税
寄付者にとって、就職・結婚・出産・定年退職など、特別な日を記念して寄付していただき、県は記念証を送ってともに記念日を祝う。

また、個人住民税の特例控除額の上限の引き上げや、マイナンバー制度の活用によって、確定申告書の作成・提出が簡単に行える仕組みの導入についても提案されています。
調査後、「ふるさと営業室」の服部室長とツーショットをお願いしました。
頑張っておられる女性の方とお出会いすると、嬉しいです。
これからも益々のご活躍をお祈りいたします。