京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

「醍醐 和光」グランドオープン   被災地支援ボランティア活動報告

水防訓練
 木津川河川運動広場で開催されました。
  

  

  

社会福祉法人 南山城学園 醍醐 和光」グランドオープン式典

平成19年11月に醍醐和光寮再整備基本構想が京都市から発表され後、昨年5月にはプレオープンとして、自閉症をはじめとする発達障がいを有し、青年・成人期にある方々の暮らしを担う、障がい者支援施設「光」「輝」が開所されました。
そして本日は、障がい児(者)相談支援センター「りーふ」、障がい者デイサービスセンター「わこう」、地域の皆さんに様々な用途で利用してもらえる多目的ホールなど、グランドオープンを迎えられました。
式典は春日野小学校で、式辞・来賓挨拶のあと、事業概要・感謝状贈呈・管理職挨拶など。
  

その後、現地に移動して施設を見学させてもらいました。
緑多い広い敷地の中、1階か2階建てのゆったりとした設計で、利用者の皆さんが、気持ちよく過ごせることと思います。
児童日中一時支援事業所「ちぇりー」もあり、障がいのある子どもさんが、学校帰りや休日に安心して過ごせる場も提供されています。
   

   

大きな窓が気持ちよい、カフェ「ぷらんたん」では焼き立てパンがいっぱい!
当施設の利用者の方々の働く場にもなっており、地域の皆さんに永く愛されるカフェを目指しておられます。
今後、地域の皆さんと連携をとりながら、地域に根ざした活動が進められることを期待しています。

被災地支援ボランティア活動報告会
京都災害ボランティア支援センター主催で、4月29日から第一陣として京都府から3台のバスをだして、岩手県宮城県福島県にボランティアが派遣されましたが、その報告会があり、行ってきました。
まずは、京都災害ボランティア支援センターの宮本センター長から、挨拶と経緯説明。

90名の定員に対して460名の応募があったそうで、多くの皆さまが何か役に立ちたいと思っておられることを有難く思います。
ボランティアバスの西田リーダーから被災地での活動報告。
  

現地で実際に活動された様子もよくわかりましたが、一緒に参加された皆さんが前列で応援されていて、今日もこのあと皆さんで会食されるとのこと!このような輪が京都でも拡がっていくことは素晴らしいと思います。
その後、京都駅前のメルパルク内に設置されたボランティアセンターで、日々奮闘してくださっている藤野センター長のコーディネートで、活動に参加された4名の方々による体験談・パネルディスカッション。
   

現地での活動について詳しく報告があったのと、今後、長期にわたって、様々な方法での支援が考えられるとの話など、大変参考になりました。
被災地でのボランティアだけでなく、地元で被災地に送る支援物資の仕分けや、東北地方の商品を買うこと、多くの方たちに知らせること、共にボランティアで活動している人たちが今後ともネットワークをもって活動していくこと・・・
自己の立場をわきまえて過信せず、自己満足ではなく相手にとって本当に必要なことを!無理なく、長く自分にできることを!等々。
偶然、以前からよく存じ上げている藤田さんがボランティアとして参加されていてパネルディスカッションに参加、また、京都府の梅原府民力推進課長が彼と一緒のグループだったとのことで、驚きました。
最後は、ボランティアガイダンス。
吉村参事から、災害ボランティアで注意することの説明がありました。これまで何度も各地でのボランティアを実践されている彼ならではの細かな配慮や、被災された皆さんにとっては「がれき」ではなく「我が家」であり、「被災地」ではなく地域の名前を呼んでほしいなど、心のこもったお話を伺いました。

   

今後、随時ボランティアバスが運行されるとのこと、5月27日から第二陣が派遣される予定。
ボランティアに参加するには事前研修会に参加する必要がありますが、この報告会に参加した人には災害支援事前研修ナンバーが与えられ、今後災害ボランティアに参加する時には、事前研修会を免除、申し込みの簡素化がはかられているそうで、色々工夫されています。