京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

小惑星探査機はやぶさ プラモデル

年末30日から帰京している息子が、小惑星探査機「はやぶさ」のプラモデルを作ってくれました。
  

  

JAXA(宇宙航空開発研究機構)に勤めさせていただいて2年目。皆様にご指導いただきながら遣り甲斐のある貴重な仕事をさせていただき、充実した日々を過ごしているようで、本当に有難く嬉しく思っています。
冬のボーナスで、カレンダーやH?Bロケットの模型なども買ってきてくれて、今日は一日時間をかけて、はやぶさのプラモデルを作ってくれました。ありがとう〜!
2003年5月9日に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ」は、約2年かけて小惑星イトカワに到着し、その表面から物質のサンプルを採取した後、2010年6月13 日に地球へ帰還しました。
幾多の困難を乗り越え、自身は燃えつきながら、サンプル搭載カプセルをオートラリアへ落下させた話に、多くの皆さんが感動し、大きな夢が拡がりました。
これまで人類がサンプルを持ち帰った天体は月だけですが、月は変成してしまったため、太陽系初期のころの物質について知ることができませんでした。
大きさ約500メートルほどの小惑星イトカワは、惑星が誕生するころの記録を比較的よくとどめている化石のような天体で、この小惑星からサンプルを持ち帰ることで「惑星を作るもとになった材料がどんなものか」「惑星が誕生するころの太陽系星雲内の様子はどうか」等についての手がかりが得られると思われます。
現在その分析が進められていますが、実際のカプセルやパラシュート等を全国各地で公開されています。
京都でも来月2月2日から6日まで、京都大学博物館で展示していただける予定になり、とっても嬉しいです。
京都大学の松本総長、京大博物館の大野館長、花山天文台の柴田台長をはじめ関係者の皆様に心から感謝し、京都府教育委員会とも協力していただき、色々工夫を凝らした京都大学ならではお取り組みにしていただけることと大いに期待しています。お世話になります。本当にありがとうございます。