京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

新年互礼会

今日はモラロジー京都出張所での互礼会がありました。
元旦に伏見事務所の新年互礼会に参加した時に、以前から人づくり21世紀委員会でお世話になっている、元京都市立中学校校長先生の藤林先生から、今日お話しされるとお聞きして、よせていただきました。

終戦直後のお正月、全国多くの方々が戦災に遭われたいへんな新年を迎えておられる中、なんとか戦災を受けなかった京都では年頭研究会が開催されたそうです。
その会の後、「京都の街は焼けなかったけれど、全国各地、特に東京は大変だったでしょうね。日ごろ教えをいただいている所長さんのご心痛をご慰労申し上げたい。」という長老の先生の思いを託されたお二人の方が東京まで行くことになったそうです。

戦争後の混乱の中、切符を手に入れることも大変で、やっと切符が買えても3時間くらいは並ばないと列車に乗れず、
小さな折りたたみ椅子を持ち込んで12時間かかって、やっと東京まで行かれたそうです。

本部の所長先生は「よく来てくれたな〜」と大変喜ばれ、お二人を温かく迎えられたそうです。
以来、精神伝統への思いを受けて京都府全域に亘っての「参伺会」が実施されるようになって今年で60年目をむかえられるそうです。
改めて先人に感謝の誠を捧げ、大切な心を学び続けておられる皆様に感服しました。


京都府庁をはじめ官公庁や多くの企業では今日から仕事始め。
府庁では朝から山田知事が職員の皆様らに「京都には多くの素晴らしい力をもった人がいる。たいへん厳しい時代だが、京都の力を信じ、京都から新しい年を切り開こう!」と挨拶されたそうです。
私もお昼に府庁へ行き、知事や副知事、教育長らにお会いしました。
知事はキリッと素敵な紋付袴姿で、思わず一緒に写真を撮らせてもらいました。
知事2期目の任期も、残り3カ月・・・
年末年始、多くの皆様から、山田知事に引き続き京都府政をリードしてほしい!というお声をお聞きしました。
京都の未来を決める京都府知事選挙は4月に行われる予定です。

教育委員会には、京都府立農芸高等学校の農産バイオ科の生徒さんがつくられた寄せ植えが飾ってありました。
仲良しの中学生から高校入試制度について質問されていたので、色々聞かせていただきました。
10年ほど前に我が子が高校受験した時から、実態や要望に合わせて入試制度がかわっていますが、特色ある学校づくりや、各校の情報を積極的に発信するよう努力を重ねていただいているおかげで、受験生の皆さんは「是非、この学校で学びたい!」と意欲をもって志望校を考え、目標達成のために、頑張って勉強されている様子を多く見聞きしています。

受験生やご家族の皆様には合格発表の瞬間まで、何かと大変だと思いますが、どうか頑張っていただきたいと心から祈っています。
これまで、多くの子どもたちを見てきて、頑張って受験というハードルを越えたことによって、人間的にも一回り大きくなり、視野もパッと拡がるような感じがしています。
よく知っている大好きな可愛い中学生が卒業する地元の卒業式、きっと今年も泣くだろうな・・・
みんな、ほんま頑張ってね!!!