7月3日(金)
【ファイナンスパーク】
京都市では、産学公連携のもと、小・中学校段階から子どもたちの勤労感、職業感を育む「キャリア教育」などのさらなる推進を図るため、世界最大の経済教育団体であるジュニア・アチューブメント
の教育プログラム・教材を活用し、平成19年1月から、京都ならではの「スチューデントシティ・ファイナンスパーク学習」を実施されています。
京都府庁のすぐそばにある「京都まなびの街 生き方探求館」は、経済界・ボランティア・学生のみなさんの協力も得て京都市教育委員会が運営されています。
小学生対象の「スチューデントシティ」は12業種・12ブース。
中学生対象の「ファイナンスパーク」は20業種・17ブース。
ファイナンスパークでは、施設の中に再現した「街」で、税金・保険をはじめ食費や光熱水費、住宅費など生活に必要な費用の試算、様々な商品やサービスの購入・契約などを体験。
社会に溢れる情報を適切に活用する力や自らの生き方につながる生活設計能力などの育成を目指しています。
各ブースには進行の補助や中学生たちに生活設計についてアドバイスをするボランティアが必要で、各校でお願いされた地元のみなさんと、既にボランティアとして登録されているみなさんに協力していただいて学習がすすめられています。
今日は、伏見区の春日丘中学校の1年生が、ファイナンスパークを訪れました。
昨年は私も元PTA地元ボランティアとして、朝から夕方までお手伝いに行っていたのですが、今年は議会と重なり、それまでの間だけでしたが、見に行ってきました。
友人・知人も大勢協力してくださっており、有難かったです。
生徒のみなさんは、事前に学校で生活に関する基礎項目の学習を約8時間学習してきた上で、ファイナンスパークの施設内で、それぞれに与えられた人物像(例:30歳、既婚、子ども1人、年収450万円)になって、体験学習をして、その後、まとめ学習として、
自分の興味・関心を知り将来の生き方を考えたり、職業に対する価値観などを知るきっかけとなることが多いそうです。
昨年私自身ちょっとわかりにくくて難しいかなぁという点もありましたが、多くの皆さんのご協力のおかげで、子どもたちが様々な体験・学習ができることは本当に有難いことです。
また、今年2月には、「京都まなびの街 生き方探求館」1階に「京都モノづくりの殿堂」もオープン。
優れたモノづくりの伝統を受け継ぐまち京都、学問のまち京都、そして日本のモノづくりをリードする京都の先端技術にふれ、今まで知らなかった京都の姿を発見できるかも・・・
【議会運営委員会・一般質問】
議会運営委員会で、本日の議事運営について、明日以降の運営についてなど、確認されました。
一般質問最終日の今日は、石田宗久議員・安田守議員をはじめとして4名が質問。
「介護人材の確保・育成について」
「森林病害虫対策について」
「府独自教材の活用について」
「振り込め詐欺の抑止対策について」
「自殺対策について」
「地球温暖化問題について」
「がん対策について」
「府民公募型安心・安全整備事業について」
「税務共同化における今後の国民健康保険の取り扱いについて」
「京都市・乙訓地域における府立高校の入試制度と通学圏について」
「経済対策について」
「交通死亡事故の防止対策について」など・・・
5日間にわたる本会議場での質問が終わり、来週からは常任委員会、特別委員会。がんばります。