京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

文教委員会管外調査パート3

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4月23日(木)

仙台で宮城県立光明支援学校と宮城県図書館の視察させていただきました。

宮城県では『宮城県障害児教育将来構想』を平成17年7月に策定、10年間目標で、障がいの有無によらず、全ての子どもが地域の小・中学校で共に学ぶ教育を子どもや保護者の希望を尊重するため、様々な条件整備や地域との連携・意識改革等をすすめておられます。

光明支援学校では、教育委員会特別支援室長や校長はじめ、多くの教職員の皆さんが対応していただきました。
皆さんが素晴らしい笑顔で輝いておられ、校長先生がまず初めに話された
「教育は人です」という言葉が正に実践されていることを直感で強く感じました。

でも、学校を卒業したあとは、障がいのある子どもも障がいのない子どもも、同じ地域社会の中で生活することになります。

様々な人々と関わりながら、共に学び活動するという経験を通して、社会は障害のある人も含めて多様な人々から構成されているという当たり前の事をしっかりと正しく学んでいく必要があります。

実際問題としては色々な課題も多いと思いますが、京都府においても熱心に取り組んでいただいている大切なことです。

光明は今年、「養護学校」から名前を「支援学校」に改名されたそうです。

京都市では数年前から各養護学校を『総合支援学校』と改名されており、京都府でも、京都八幡高校と隣接・交流する形で開校予定の支援学校が皮切りで
『特別支援学校』ではなく『支援学校』と改名されていくことになると思います。

管外調査で出掛けている間に、府庁内にも障がいのある方々が働いておられる喫茶店がオープンしました。

まだ行けてませんが、是非近いうちに訪れてみたいと思っています。