京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

長崎から博多経由で、京都に向かう新幹線の中で、
佐賀県では、3カ所の調査先全部で、素敵なお湯のみで、急須で淹れた美味しいお茶をご馳走になりました。
昼食は、『有田五膳』で、これまた、素敵な器での美味しいお食事!
コーヒーも、いろんなカップ
紙コップやペットボトルではなく、やっぱり、いいもんですね〜
お心遣い、ありがとうございました。




林業の6次産業化の取組について】
株式会社 伊万里木材市場の 林 雅文代表取締役ご本人から、木材の川上〜川中〜川下につなぐ生産流通 サプライチェーンを通じて、未来に続く循環型森林の育成と、安定した木材供給を行い、森林林業の活性化と木材産業にご貢献くださっているお取り組みについて、伺いました。
森林の整備事業から、間伐や皆伐、そこで生産された木材を大規模工場へ安定供給する「システム販売事業」や、地域の製材工場や木材販売店に原木や木材製品の市売など。
中国木材や森林組合と共に結成された西九州木材事業協同組合に原木を安定供給する「伊万里木材コービナート」事業の展開!!
現地も見学させていただき、すごく大規模で、効率的な施設設備に驚きました。
先人たちが大切に育んできてくださった国内産木材のさらなる利活用を望みます。



ながさき田舎暮らし情報局の取組について】
長崎県企画振興部 地域づくり推進課 ながさき暮らしサポートデスクのお話を伺いました。
年間予算を26年度の1000万円から、
27年度は交付金も活用して6000万円に!
首都圏も含めて移住促進・相談の窓口を拡充、『ながさき移住倶楽部』を設立して、移住を検討されている方々に、お試しのため、全国初の「キャンピングカーによるラクラク移住先探し」、
移住時や移住後の新規就農や漁業就業、
地域サポート体制の構築など、興味深く聞かせてもらいました。
27年の実績として10月現在で、県内市町への移住実績は、前年同期比、55%増しの79世帯、43%増しの126名だそうです。



長崎県水産業の概要及びその大学と連携した人材育成の取組等について】
長崎県は北海道に次いで、漁業生産量、生産額共に、日本で二番目なんだそうです。
海面での漁業に加えて、養殖業も盛んですが、近年、漁業就業者数は激減。
長崎県水産部水産振興課では、『未来に繋ぐ漁村熟事業』として、
漁業講座、ベテラン研修、専門研修、漁業経営セミナーなどを実施。
また、長崎大学は、平成19年度から、長崎県の重要な水産業水産加工業を活性化させる人材を養成するため、社会人教育プログラム『海洋サイバネティクスプログラム』を開始し、県からも参加支援(補助率 1/2)。
京都府でも、新規漁業就業者のための取組を始めていますが、だんだん「さかな離れ」している食生活の見直しや、実際に長年漁業に従事しておられる皆様との連携、ご協力も大切なポイントになると思います。