１９８７年に国家プロジェクトとして建設がスタートした京都府精華町にある関西文化学術研究都市けいはんなでは、現在１１０を越える研究施設、大学施設、文化施設等が立地し、持続可能な社会の実現のために多くの文化学術研究がすすめられています。
科学技術と生活文化が融合したパイロットモデル都市とも言える「けいはんなエコシティ」実現に向けて、環境・エネルギーに関する研究開発や実証事業、新産業創出に向けた具体的な取組が産学公住の連携のもと、進められています。
この度、次世代エネルギー・社会システム実証プロジェクトをはじめとする環境・エネルギー関連の取組について、「見て、触れて、体験」していただくとともに、国内外に広くアピールすることを目的として「けいはんなｅ2（イーミライ）未来スクエア」が開設され、府議会の総務・環境常任委員会の副委員長としてオープン記念式に出席しました。
主催者を代表されて、山下副知事らのご挨拶。進行役は重松未来都市・総合特区担当理事。
スマートハウスの中での電力の流れや情報ネットワークについて、ＬＥＤで表示される「ＨＥＭＳ」（ホーム エネルギー マネジメント システム）への点灯式。
太陽光パネルや蓄電池システム、エコキュート、地域の中での電力の使用状況などを知らせる「ＣＥＭＳ」（地域エネルギー マネジメント システム）など、家の中でのエネルギーの流れについて、わかりやすく表現されています。
ビルの中でのエネルギー マネジメント システム「ＢＥＭＳ」や、「ＤＲ」（大規模デマンドレスポンス）の取組についても説明、体験できるようになっています。
電気自動車「ＥＶ］についても説明を受けました。
実物カットモデルで乗車や充電の体験ができます。
地域の皆さまの自然環境保全のための活動も紹介されており、会場内には地元特産品の竹が色々な所に利用されていました。
エコシティの概要は、入口の大画面タッチパネルでわかりやすく説明されています。
今後、地域の子どもたちにも、よい環境学習の場として、活用されていくことを期待しています。
開設にあたり、ご尽力くださった皆さま、ありがとうございました。
