京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

京都掃除に学ぶ会   つながれ、ニッポン!   日本創生 有志の会 

倫理法人会モーニングセミナー

今朝の講話は、先月から宇治の会長になられた辻万寿夫氏。
 

   

「本気で取り組んだ人にしかわからない、傍観者にはわからない。」という言葉に心動かされ、以来、役職も嫌がらず、何でも積極的に取り組むようになってきたそうです。
これからは、人材育成に力を注いでいきたいとも・・・
煙草の吸殻を拾っているお話やお母さんのお話など、心に響くお話をしてくださいました。

午後からは「京都掃除に学ぶ会」月例会200回記念大会に参加。
京都大学を会場にして、フォーラムと明日朝は掃除実習も予定されています。
実行委員長は京都大学生の相賀さん。

日本を美しくする会田中会長や門川京都市長京都大学の馬場教務企画課長らの開会挨拶のあと、講演会。
   

「今、若者たちに伝えたい大切なこと」というテーマで、日本を美しくする会の鍵山相談役のお話を伺いました。
  

パネルディスカッションでは、京都大学京都女子大学京都教育大学の学生さんらと「京都市掃除に学ぶ便きょう会」の先生方、「京都掃除に学ぶ会」の方等、学生を中心に若い方々の前向きなお話を聞かせてもらえて、気持ちよかったです。

  
また、大学生の皆さんを中心とした「京都新洗組」の皆さんが、毎週土曜日の朝、木屋町通りの清掃を行ってくださっているそうです。
地域の皆さんも、清掃後に手を洗うお湯を用意してくださったりして、温かい協力をしてくださっているとのこと・・・
発表者の皆さん、話す内容は掃除の様子よりも、人のことばかり・・・
身近に尊敬できる憧れの大人の人がいるって、素晴らしいことですね!
そんな素敵な社会人の皆さんと共に、若い皆さんが素晴らしいお取り組みをされていることに感服しました。

また、新洗組の吉野隊長(京大4回生)は欠席でしたが、ビデオレターで出演。

ちょうど、開会前に、名古屋からお越しの彼のお父さんお母さんにお会いしましたが、とても素敵なご両親で、吉野隊長もビデオの中で母の日を前に、「お母さんへの感謝の気持ちを込めてケーキを作ったので一緒に食べよう!」との言葉もあり、感激しました。
一心に掃除に取り組むことを通して心を磨き、これから自らにできることを一緒に考えていこうと「ここから」というテーマでのフォーラム、若い皆さんも大勢参加されており、会場にはとても清々しい空気が溢れていました。

夕方は「つながれ、ニッポン!」
東日本大震災の被災地復興を願うチャリティーイベント「つながれ、ニッポン!」〜鎮魂と祈りの夕べ〜が、国立京都国際会館で開催されました。
会場の大きなスクリーンに、のどかで美しい自然あふれる以前の東北地方の様子と、3月11日を境に一変してしまった被災地の様子が映しだされ、胸が締めつけられるようでした。心を込めて、犠牲となられた皆さまのご冥福をお祈りいたしました。

里帰りしていた時に被災されたり、大震災後帰省された宮城県出身の方々からのお話もありましたが、「何もなくなってしまった街の姿に言葉が出なかった。今も、何をしたらよいのかわからない。」「同じ日本でおこったこと。ずっとわすれないでいてほしい。」とおっしゃっていました。
続いて門川大作京都市長奥山恵美子仙台市長との電話会談や、前原前外相の講演「東日本大震災原発事故後尾の日本の観光および外交」がありました。
   

原発事故による風評被害の実態や、それらを乗り越えていく取り組み、過度に自粛せずに元気を発信していくこと、今後は観光に大きな力を入れていく必要があることなど、大変参考になるお話でした。
国民文化祭PR隊長「まゆまろ」グッズの販売もありましたが、災害復興支援東北物産展での売り上げの一部や入場料・寄付金は被災地への義援金に充てられるそうです。
  

  
私は参加できませんでしたが、2部では声明、バレエ、ピアノデゥオ、ゴスペル、3部では庭園で、犠牲者の霊魂が天に昇ることを象徴する21発の「虎の尾花火」と悲しみを表す「しだれ柳花火」があったそうです。

国際会館から宇治に向かい、「日本創生 有志の会」の会合へ。
日頃、色々な活動をされている皆さんの輪が拡がり、特に子どもたちを中心とした被災地の皆さんに心を寄せ、なんとか自分たちにできることを実践していこうという気持ちを持った皆さんの集まりです。
被災地の皆さんは生活そのものが大変な中で、さまざまなニーズがあると思いますが、
ぬいぐるみを被災地の子どもたちに届けよう!と子どもたちからもメッセージを書いてもらいながら、現在皆さんに協力をお願いされています。
私の周りには、色々な形で被災地の皆さんに心を寄せておられる方々がいらっしゃるので、今こそそんな皆さんをお繋ぎし、一緒になって息の長い活動を続けていきたいと思っています。