京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

「8月15日を風化させないために〜平和を育む集い」

きょうから始まる温CO知新プロジェクト 平和へのかけ橋
65回目の終戦記念日
「戦争の話を直接聞くことができるのは、私たちが最後の世代」という思いで、大学生の皆さんが中心となって、「平和の集い」を企画、開催されました。
「語りを未来へ」つないでいこうと、京都・大阪・鹿児島・沖縄へと、戦争を体験された方々にお話を聞きながら旅した記録映像が上映されました。
身近な京都や大阪での空襲、鹿児島から戦地に向かって飛び立った特攻隊の皆さんの話、沖縄、ガマでの集団死など、体験者の皆さんの話も心に響きましたが、直接話を聞いている大学生の皆さんの真剣な眼差しが印象的な、とてもいいDVDでした。
基調講演は、裏千家宗匠の千 玄室氏。
「戦後65年、今だからこそ語り伝えておくべき事」というテーマで、ご自身の壮絶な戦争体験を伺いました。
当時本当にたいへんな日々を経験され、特攻隊として飛び立って行かれた戦友お一人お一人の想いを背負いながらだからこそ、今、「1椀からピースフルネスを」と、国際的な広い視野で茶道文化の発展に貢献されつつ、多くの精霊への慰霊や世界平和を願う活動をされているのだなぁと実感しました。
会場の皆さんも涙をぬぐいながら、熱心に聞いておられました。

「世代を繋ぐ対話」として、堀場 厚氏や村田 晃嗣教授、詩人のきむ氏と大学生の皆さんとのパネルディスカッションもあり、多くの皆さんに支えられながら、若い皆さんが平和について一生懸命考えてくださっていることをとても頼もしく、嬉しく思いました。
8月15日は、娘の誕生日でもあります。
二度と過ちを繰り返さないよう、私も次の世代に繋いでいきたいと思います。