京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

常念寺 落慶法要

日ごろから「童謡くらぶ」などでお世話になっている伏見区淀の常念寺さん。
お寺のある淀水垂町では、昔から大雨の時には、近くを流れる桂川が増水して水害が発生することがあったので、その対策として堤防の付け替え工事をするため、住宅の集団移転が行われていました。
すべての民家の移転を見届ける形で、お寺が最後まで残っておられましたが、このほど、北へ約300メートル北に本堂や客殿、住居を新築され、移転が完了。
明治期に取り壊された観音堂も再建し、豊臣秀吉淀君に贈ったと伝わる観音像を安置されました。



今日は素晴らしい青空のもと、多くの壇信徒、有縁の皆さまがお集まりになり、新たな伽藍(がらん)の完成をお祝されました。
法要では、まず、可愛いお稚児さんの行列があり、知人のお孫さんや、中学からの友人も献花・献灯など、お手伝いされており、厳かな中にも華やかな素晴らしい法要でした。

「童謡くらぶ」による音楽法要もあり、私も「童謡くらぶ」の一員として参加させていただきました。

「衆会(しゅうえ)」「月影」「いまささぐ」「三帰依(さんきえ)」「法然上人頌」など、長い間練習を重ねてきた歌声が新しい本堂に美しく響きました。

傷んでしまわれていた大型の涅槃図も修復されて披露されました。

  

法要のあとは、美味しいお弁当をいただき、フルートとキーボードの演奏。
住職夫人の茂美先生が、以前、幼稚園の先生をされていたご縁のお二人が、「なだそうそう」や童謡など、素敵な演奏を聴かせてくださいました。
常念寺さんは、本堂でコンサートも開いておられ、また次回が楽しみです。

   

各お部屋に飾ってあるお花や盆石もそれぞれ素晴らしかったので、お聞きしてみると、プロの方がご準備されたそうで、きめ細かなお心遣いに感動しました。
仏さまも慶んでおられるような素晴らしいお天気のもと、記念すべき落慶法要とあわせて、法然上人800年大遠忌(平成23年)お待ち受け法要を盛大に開催され、誠におめでとうございました。

このお寺とのご縁を結んでくれたのは、中学生の頃からの友人で、御主人はお寺の役で今日もお弁当の準備など、大活躍。
友人である彼女は着物の着付けの仕事で活躍されており、淀で「長村千恵子着付け教室」も開かれています。
着付けの世界大会や全国大会で、多くの賞を受賞されており、ご自身もいつもとってもお洒落です。
常念寺さんの法要のあと、ご自宅へよせてもらって、お母さん(お姑さんですが、実の親子以上に仲良し!)も一緒にしばらくお話させてもらいました。
明るくてとってもチャーミングなお姑さんや、優しいパートナーと本当に仲良く、お互いに大切にされていて幸せな友人を見て、とても嬉しく思っています。