京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

府議会2月定例会開会、バンブークラブ

2月10日(火)

今日から京都府議会2月定例会がはじまりました。

経済状況が急変する中、早急に府民の暮らしの不安を取り除き雇用を創出するため、安心・安全な府民生活を応援するための4つの基金を設置、緊急雇用対策事業費や商店街の活性化を目指した『商店街で買おう!運動』を推進する経費等を含む平成20年度京都府一般会計補正予算については本日早速審議・議決されました。

待ったなしで大変な状況におかれている皆さまのお役にたてるよう、大切な財源をしっかりと生かしていただきたいと思います。

また、雇用や経済や生活の面において冷え込んでいる状況に対して回復に導く政策を優先し、京都の未来を温めるという『京都温め予算』と位置づけられた『平成21年度京都府一般会計予算』をはじめ60件の案件については、予算特別委員会や各常任委員会に付託され、3月24日の閉会日まで審議されていきます。

歳出予算については、「10の京都政策」として下記のような事業に取り組み、京都を温めていこうというものです。


「京都を支える5万人雇用・ひとづくり事業」
府民の皆さまとの協働や地域との連携による「府民公募型安心・安全整備事業」
「中小企業厳冬乗りきり対策事業」
「『緑のKYOディール』推進事業」
太陽光発電『15000戸』達成事業」
「みんなで支える障がい者支援緊急対策事業」
「お年寄りのための病床緊急確保対策事業」
「京の文化拠点創造事業」
「鴨川水辺の回廊創造事業」
「夏季集中学習『ふりスタ』事業」

以上「京都政策」の他にも、医療・文化・教育・観光・環境・農村振興・農商工連携・などなど、様々な分野での対策が組み込まれています。

さらに2年前からはじまった『地域力再生交付金』については、新たに地域力パートナーシップ推進枠を創設し、地域団体と行政とが協働して地域課題の解決に当たる取り組みを重点的に支援していくとのことです。

伏見区深草大岩山での不法投棄撤去や清掃・啓発活動は、まさにそのような取り組みの見本であると思います。

地元NPOや住民の方々と伏見区役所深草支所や土木事務所、クリーンセンター、地元小・中・高等学校・大学等、本当に幅広い皆さまの協働によって、どんどん美しくなっています。

そんな皆さんの『絆』の中心となるコーディネーター役になる方の手腕やネットワークの広さが、成功の鍵を握っていると思います。

いつも中心となって頑張って下さっているNPOのリーダーやまちづくり推進課長さんに改めて心から敬意を表します。

京都市との連携についても、少人数教育の充実、夏季集中学習の実施、山陰本線の複線化、母子家庭に対する福祉施策等、一層の連携・協調を図るとのことですので、大いに期待し、バックアップしたいと思います。

また今日は、10年前にご逝去された元伏見区長であり、元京都府議会議員でもあった先生を囲んでの『バンブークラブ』という会が開催されました。

奥さまを中心に第42回を迎えられたその会には、今もその先生を慕う多方面の皆様が100名以上ご参加されています。
人の和・輪を大切にされ、毎回、はじめに会のオリジナルソング『絆』をみんなで歌ってから始まる、本当に温かな会です。