京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

今日は、自民党府議会議員団政調会の、教育文化部会の管外調査のため、山陽新幹線に乗ってます。


大分県 豊後高田市立 河内中学校で、体育の授業を拝見しました。
中学校体育で、武道と現代的なリズムのダンスが必修になりましたが、なかなか専門的に指導ができる先生が少ない中、本校ではマイクロソフトのXbox とKINECTを活用しての授業を工夫され、先進的に取り組んでおられます。
画面を見ながら楽しく基本的な動きを習得。
その動きや独自の振り付けを組み合わせ、自分たちでダンスの構成や動きを考えて、発表しあったりされています。
これまでの創作ダンスより、今の時代にあった、ヒップホップ系のダンスで生徒のみなさんも楽しそうでした。
大規模校では、難しいかと思いますが、生徒の皆さんが興味関心をもって、意欲的に取り組めるよう、参考にさせていただきたいと思います。




豊後高田市立 河内中学校では、校長先生、教育委員会はじめ、ご親切な説明と、あたたかいおもてなしをいただきました。
「昭和の町は教育のまちです」という本も頂戴しました。




   



豊後高田「昭和の町」へ。
一時は「犬か猫しか歩いていない」とまで言われ、寂れてしまっていた商店街を.昔懐かしい風景のある、「昭和の町」として蘇らせ、今や年間40万人が訪れるようになったそうです。
建物のサッシをアルミから木製にしたり、看板を昔風にして風景を「昭和」にしたり、
「一店一宝」で
それぞれお店のお宝を展示して、話に花を咲かせ、
「一店一品」各店ご自慢の品をお勧め、お店の方とお客様のふれあいを、みんなで大切にされています。
昔の大きな米蔵を利用した「昭和ロマン蔵」は、昭和の夢町三丁目館・昭和の絵本美術館・駄菓子屋の夢博物館・和食レストラン「旬彩 南蔵」など、テーマパークのように、懐かしくとっても楽しそうです。
商店街の活性化や観光の面で参考にさせてもらいたいと思います。



昭和の町」では、昔懐かしい教室で、豊後高田市観光まちづくり株式会社のお話をお聞きしました。



3つ目は、別府の「佐藤 渓美術館」
全国を旅しながら絵を描きつづけ、無名のまま42歳でその生涯を由布院で終えた放浪の詩人画家「佐藤 渓」に魅せられた一人の主婦が、1991年「由布院美術館」を開館して、作品を常設展示。
その後20年を経て、ご親族にあたる、大分県政財界の重鎮・高橋欽哉氏が建てたアールデコ調の近代和風建築
登録有形文化財「聴潮閣(ちょうちょうかく)」に「佐藤 渓美術館」を誕生されました。
素敵な作品と、素晴らしい建材や小川三知のステンドグラスなど、贅を尽くした素晴らしい建築を共に楽しめ、高橋館長やスタッフの皆さんが心をこめて案内してくださる、お勧めスポット!
多くの方々に訪れていただきたいと思います。



管外調査、宿泊先に着いて、一息つく間も無く、勉強会。
全国高等学校PTA連合会の前会長、現顧問の高橋 正夫氏に、
「大分の高校教育」と「PTA連合会の活動について」お話を伺いました。
高橋氏とは、平成14年度京都府高等学校PTA連合会の会長をさせてもらっていた頃からのご縁ですが、
長年のご経験の中から、現場に根ざした率直なご意見や課題についてお話をしていただけて、良かったです。