１１月１０日（火）
今日も決算特別委員会。
警察本部・人事委員会・監査委員会の書面審査。
刑法犯件数は４年連続で減少していますが、殺人等の凶悪犯罪や子ども・女性を対象とした犯罪・振り込め詐欺等は増加しているそうです。
防犯情報メールでも、一番多く発信されているのが、子どもや女性に対して不安や危険を感じるような事例です。
そこで、京都府において本年４月から、子どもや女性を性犯罪などから守るため設置された「子どもと女性を守る特命捜査室」について質問しました。
これまでは、何か直接的な被害がおきないと捜査が行われないことが多く、犯罪がおきてしまってからあとで、「あの時に未然に対処していたらよかったのに・・・」という事も、報道などでもよく聞く話でした。
そこで、今年から「子どもや女性を対象とする性犯罪等を未然に防止するため、その前兆とみられる「声かけ」や「つきまとい」などが発生した段階で、関係警察署と連携して、早い段階での検挙や指導等に当たる活動を行ってもらっていることを歓迎します。
１０月までに４２件、２１名に対してそのような対応をされたそうで、課題も多いと思いますが、府民の皆様にも周知いただいて、ご協力いただきたいと思います。
また、現在１３６名の交番相談員については、府内で約７６％の配置だそうですが、今後、どの交番にも１００パーセント配置いただけるよう、お願いしました。
今年４月から供用開始された淀南交番は、淀交番とも連携をとりながら、地域の方々とも協力して活動していただいていることに感謝しつつ、伏見区をはじめ京都府内で交番等再編計画に基づいての交番設置を住民の皆さんは大きな期待をもって待ち望んでおられますので、できる限り速やかに実現に向けて努力していただきたいと申し述べました。
