京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

人づくり21世紀委員会世話人会・京都教育懇話会

6月10日(水)

今日は朝から「人づくり21世紀委員会伏見東ネットワーク実行委員会」の世話人
7月11日に醍醐支所をお借りして開催予定の「水と灯りのシンフォニー」の詳細案について相談しました。

6年前に「伏見区まちづくり支援事業」として、交付金や醍醐支所の大きな支援をいただいて花灯路の行灯をお借りして始めた行事ですが、今回は、保育園・小学校・中学校にご協力をお願いして、実行委員も一緒に、ペットボトルや使用済みの天ぷら油を利用したろうそくで行灯を作って山科側の堤防などに並べる予定です。
先日、実行委員のみなさんと試作した時の記事を載せましたが、目標は1000個、みんなで作った行灯の温かい灯りを、みんなで眺める時を楽しみにしています。

醍醐支所では石田小学校の工作コーナー、消防署のご協力で消火器での的あて、パンやおにぎり・手作りケーキ・飲み物・駄菓子やさんなどもあり、特設ステージでは「あけぼの太鼓」「春日丘中学吹奏楽」「日野ヒップホップダンス」「池田東小学校ジャズバンド」「小栗栖宮山小学校合唱」「池田小学校ロックソーラン」など子どもたちが出演してくれる予定です。

7月11日(土)午後4時から7時過ぎまでは醍醐支所で上記イベント。

そのあと1時間ほど近くの山科川など周辺で行灯に点灯して、みなさんにお楽しみいただきたいと思います。

準備は色々大変ですが、昨年から世話人に加わっていただいた若手二人も頑張ってくださっていますので、実行委員のみなさんや教育委員会事務局、醍醐支所・消防分署、そして地域のみなさまの力を合わせて、子どもたちや皆さんの心に響く「水と灯りのシンフォニー」になりますように・・・多くの皆さまにお越しをお待ちしています。

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【京都教育懇話会設立一周年記念シンポジウム】

「日本の未来と人づくり チャレンジ精神が活路を拓く〜子どもが一番輝く時」というテーマでシンポジウムが開催され、教育懇話会の会員として参加しました。
「おもしろ、おかしく」を社是とされている堀場雅夫氏の基調講演は、「クオリア時代」というテーマで、まずは会場の皆さんに、「最近、感動・感激したことがありますか?」という質問からはじまり、「教育とはエデゥース(能力をひきだすこと)」「未来は予想するものではなく、自らつくるもの」など約1時間の講演はとても興味深く、新しい視野を拡げていただきました。

パネルディスカッションでは立命館小学校副校長の陰山英男氏がコーディネーターとして、堀場雅夫氏・門川大作京都市長・元文部科学省大臣官房審議官の寺脇研氏・和紙ディレクターの堀木エリ子氏の豪華メンバーの個性あふれるお話をお聞きしました。

「大人の生きざまを子どもたちに見せることが大切。」
「やりたいと思い続けたことは成功する。諦めてしまったことは失敗する。」
「人の役に立ちたいという気持ちや使命感から仕事している。」
「今の若者は・・・とくくらず、決めつけず、いいところをのばしていくことが大切。」
「画一ではなく、自立と創造を目指す。そのためにはまず基礎基本を身につけることが大切。」
「子どもたちの失敗や苦労を事前に防御してしまっていることが、本当は子どもたちのためにはよくない。」
「出るクイは打たれる的な風潮をなくして、積極的にチャレンジできるように。」
「子どもたちから憧れられる大人、師との出会いが生き方に大きな影響を与える。」
「人生で大切なことは、幼稚園・保育園の砂場で学んだ。」

・・・などなど、日頃私も思っていることと共通したことが多く、
再認識しました。

会場には大学生の皆さんも約100名ご参加、最後に的を射た質問もされていました。

シンポジウム後の交流会にも学生さんが多く参加され、私もいろいろお話したり、パネリストの皆さんに直接質問・インタビューされていました。

伏見深草にある龍谷大学からも参加者が多く、学長自らも本懇話会の副会長としてご挨拶もされ、多くの龍大生の皆さんが、日頃から地元地域の中で積極的に活動の輪を広げていただいています。

そんなかっこいい大学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんを見て、子どもたちが憧れ、いろんな事に自らチャレンジしていってくれるといいなぁと思います。