京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

4月11日

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看護師でもある、総務大臣政務官木村弥生衆議院議員のご投稿シェアさせていただきます

 

【社会的感染症~差別、DV、デマ拡散を防ごう】
看護職本人や家族が、心ない偏見や差別を受けている状況は先日こちらでもお伝えしました。
画像左は日本赤十字社HP「新型コロナウイルス感染症対応に従事されている方のこころの健康を維持するために」です。
「未知のウィルスは私たちを不安に駆り立て、ウィルスを連想させるものへの嫌悪...・差別・偏見を生み出し、人と人との連帯感や信頼感を破壊します」とあります。
未知なるものへの恐れが、特定の組織や職種や人物への怒りや偏見、差別へと移行してしまわぬよう、それがひいては医療崩壊の一端とならぬよう、どうぞ、ご理解をお願い申し上げます。

右は 佐々木 淳 先生より資料を拝借したものです。
「恐れのゾーン」をご覧ください。
「恐れや怒りの感情を周囲に発散する」は虐待やDVを引き起こします。海外でもすでにDV事例が報告されています。より立場の弱い者に、怒りの矛先を向け暴力で鬱憤をはらすようなことは絶対に許されません。虐待・DV被害者の支援、一時保護確保に引き続き努めます。
「誰かから来た情報やメッセージは全部拡散する」は説明するまでもないですよね。「信ぜよ、されど確証を怠るな(TRUST BUT VERIFY)」という言葉があります。善意で拡散されたものであっても、エビデンスなきもの、かえって現場を混乱させるケースも少なくありません。SNSは便利なツールですが、鵜呑みにするのは危険です。
ある意味においては情報リテラシー向上の契機であるように思います。

感染症対策にしても、まだ不確実なことも多い中で、私自身「これでいいのだろうか」と考え立ち止まることもしばしばです。より正しいと思う方向を歩んでいるつもりですが、間違いに気づいたら、微修正できるように気をつけます。