京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

京都府庁職員 被災地支援活動報告会

京都府からも職員の皆さんが大勢被災地に派遣され、活動してくださっています。
昼休みを利用して、府庁旧本館で報告会があると聞いて参加させてもらいました。
お弁当を持って多くの皆さんが集まっておられ、関心をもっておられる方が多いと実感しました。
関西広域連合で、京都府滋賀県と共にカウンターパートとして支援させていただいている福島県の郡山にある「ビッグパレットふくしま」に5月1日から7日まで派遣されていた方のお話もあり、6月1日から私も福島県によせていただこうと思っているので、色々大変参考になりました。
ビッグパレットに避難されている皆さんは、5月1日には1498名、5月15日には990名。
業務の内容は、フロア班、支援物資の仕分け、救護班や、5月1日から始まった生活支援ボランティアセンター(愛称:おだがいさまセンター)の運営補助など。
「おだがいさま(お互いさま)センター」は、入所住民の助け合いを促進し、生活環境の改善を図り、外部ボランティアの効果的な受入やマッチング、入所住民の交流やその後の仮設住宅等での生活の孤立化を防ぐ等を目的として、情報誌も発行、色々な取組をすすめられています。
段ボールで間仕切りを設置して毛布を運んで・・・という「プチ引っ越し」のお手伝いをした時、わずかな事でも、まるで新築の家のように喜んでいただいたという話や、被災された皆さんのふるさとを想うお気持ち、絶対にいつか帰りたい!との願いにふれ、自分もいつか必ずもう一度ここに戻ってきたいとおっしゃっていました。
京都府からのシャトルバスに積んで届けられるお漬物や和菓子などたいへん好評だそうです。
今後、暑さ対策や栄養の偏り、衛生面での心配などが大きくなってくると予想され、新たな対策も必要になってきます。
現地に派遣された皆さんはその間、懸命に活動され、多くのものを得られたことと思います。今後、京都府の取組にも、この経験が活かされてくることを心から期待しています。
本当にお疲れさまでした。