毎年５月１８日に、御香宮の境内で伏見義民が行われています。
天明時代に伏見奉行だった小堀政方の悪政に対して町民７名が幕府に直訴し、幕府は奉行を罷免しましたが、幕府に直訴した為に７名は、獄中に入れられ相次いで病死してしまわれました。
御香宮神社の伏見義民之碑や社殿に、７名の子孫の皆さんや、伏見の関係者が集まり、みんなのために立ち上がり伏見の街をたてなおしていただいた義民の皆さんに感謝の誠を捧げ、偲ぶ祭典が毎年行われています。
御香宮神社の門を入った左横に、伏見義民之碑が祀られており、三木宮司のもと、藤森神社雅楽会や詩吟会の方々もご奉仕され、水口伏見区長の祭文、玉串奉てん等、厳かに神事が行われました。
そのあと、参集館で、直会（なおらい）があり、三木宮司さんのお話のあと、お弁当をいただきながら参加者の皆さんと色々お話させていただきました。
ご自分の命をかけてまで、伏見の民の為に直訴された尊い皆さんや子孫の方々に心から感謝申し上げ、これからも伏見の街をみんなで守っていきたいと改めて誓いました。
