京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

日野消防分団 紙芝居

地元日野消防分団の女性団員の奥谷さんが、自作自演の紙芝居を学区内の保育園で披露されるとお聞きして、見に行かせてもらいました。


教職員の皆さんもよくよく存じあげている方が多く、アットホームな雰囲気の中で園児のみんなが待つ部屋に行くと、一人の子が「おはようございます!」と自分から挨拶してくれました。
「自分からご挨拶できて、えらいね〜」と言うと次から次から、みんな「おはようございます!」と元気元気!
紙芝居の準備ができて始まる前に、子どもたちに声かけ、少しやりとりされるのもいい感じでした。
「てんぷら鍋が焼けちゃった」という題名の紙芝居は、奥谷さんがこれまでの消防分団員としての経験上、多く発生した火事を題材としてストーリーを考えて、近くの春日丘中学校の美術部の皆さんに絵を書いてもらって、沢井消防分団長が枠を手づくりしてくださったものです。
構想から完成するまでに約1年間かかったそうです。
内容は、男の子の誕生日会のためにお母さんが好物のてんぷらを作っている間に、うっかりお鍋の前から離れてしまっててんぷら鍋が燃え上がり、愛猫のたまが2階に取り残されてしまい・・・
消防車が到着して、無事たまは救出されますが、大切なものが焼けてしまい、みんな火事には気をつけようというもので、子どもたちは真剣に見入っていました。
奥谷さんとは20年来、一緒にPTAや色々な事をやってきた仲ですが、こんな才能があることは知りませんでした・・・拍手!!!
紙芝居のあと、「危ない花火はしません」「たき火はしません」「マッチやライターであそびません」と3つの約束や、消防署から住宅用火災警報器の設置について、おうちで探してみて、まだ設置していない所はお家の方に聞いてみて!との話もありました。
紙芝居のあと、部屋をかえて、消防署の皆さんや新聞記者の方も一緒にしばらく話していました。
紙芝居をしようと思ったきっかけは、もっと消防団の事を知ってほしい!女性団員として、できることは何か、女性も頑張っているとアピールしたい等ということでした。
日野小学校でも朝休みの時等を利用して公演されているそうで、有難い限りです。
第2弾として、次は環境問題にもつながるような内容のものを製作中だそうです。
既成のものではなくて、自分たちでつくっていこうという、前向きな姿勢はいつも勉強になります。
これからも、若々しく、お元気で活躍されるよう、祈っています。