京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

府議会一般質問・伏見経済人クラブ

7月1日(水)

今日から1か月にわたって行われる祇園祭が始まりました。
今日は神事始めである「吉府(きっぷ)入り」。
長刀鉾町の「お千度」もありました。これは、長刀鉾の稚児が神前で報告と祭礼の無事を祈るもので、稚児は「涼み衣装」と言われる羽織袴姿で、2人の禿(かむろ)と長刀鉾町役員らと一緒に八坂神社に詣で、本殿を3周周ったのち、昇殿参拝されます。

府議会一般質問】

今日は、自民党の秋田公司議員や公明党の林正樹議員・京都創生フォーラムの桂川孝裕議員ら5名が質問。

「景気回復後の産業構造の変化と行政の役割について」
「地域経済を支える中小企業の経営と雇用の問題について」
「雇用創出事業について」
農商工連携事業の進捗状況について」
「(社)京都府森と緑の公社について」
障がい者グループホームの整備促進について」
太陽光発電の普及・促進について」
「財団法人京都府国際センターについて」
「公共施設の耐震化の推進状況について」
「災害等の発生時における食料確保について」
「病児・病後児保育について」
地球温暖化対策について」
「交通規制に伴う福祉ゾーンの設置について」
「中小零細業者への支援について」
木屋町祇園の治安問題について」
など、知事・教育長・警察本部長・各担当の部長から答弁がありました。

【伏見経済人クラブ7月例会】

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講演会は、京都学園大学講師の堤 勇二先生に「天下の名城・伏見城の盛衰、祇園祭の見方・楽しみ方」という演題で、大変興味深いお話を聞かせていただきました。
堤先生は、同志社大・京都橘大で京都に関する講座を担当、よみうり文化センター主催によるカルチャーセンターで京都の魅力シリーズの講座などを担当されていて、「京都・祇園祭手帳」や「京都・世界遺産手帳」などを執筆・出版されています。
約1時間、今日から始まった祇園祭の色々や、伏見にまつわるいろんなお話を聞かせていただき、改めて京都の町衆の力と伏見の町の歴史の重みを感じさせていただきました。
詳しく書き出すと夜が明けてしまいそうですが、かつて伏見が日本の中心として「伏見幕府」ともいうべき重要な要所であったこと、反対に負の遺産とも言える豊国神社の「耳塚」のお話や、多くの努力を重ねて日本で初めてマッシュルームの栽培に成功し、日本中にその技術を広められた「森本彦次郎」さんのお話など、とっても興味深かったです。
また、祇園祭についても詳しくお話いただきました。
偶然にも、先日、山鉾巡行のお手伝いをさせていただく祇園祭ボランティアのオリエンテーションの時にユース21の澤村さんからいただいた本が、堤先生の書かれたものであり、ちょうど持って行っていたので驚きました。
祇園祭についてとても詳しくわかりやすく書かれており、また、持ち歩いて集印帳としても使える「京都・祇園祭手帳」を、ご覧になってみてください。
堤先生は私と同じ昭和33年生まれ(学年は私の方が一つ上でしたが・・・)でもあり、不思議なご縁を感じました。

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伏見経済人クラブの皆さまには、いつもさまざまな勉強会を企画して研鑽されていることに心から敬意を表し、また、親しくお付き合いさせていただいていることを、有難く思っています。