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今夜の皆既月食、みなさまご覧になりましたか？
京大花山天文台で、柴田一成台長はじめ野上先生、野津兄弟らのご案内で、様々な望遠鏡で観望させていただくという、ひとときをすごさせていただきました。
府庁からも車で約１５分という、たいへん便利ながらも、自然溢れ、爽やかな秋風と虫の音が心地良い天文台！
屋上では、月の変化を見守りながら、柴田先生のミニ講演会もあり、月のなりたち、月食についての説明などお聞きしました。
太古の昔、月は地球にぶつかった隕石が破裂し、地球の周りをぐるぐる回っているものが集まり、約１ヶ月で形成されたといわれています。
誕生当時は、もっともっと地球に近く、地球からは今の２０倍ほどの大きさに見えたそうです。
今も年に３．８センチずつ地球から離れていっているそうですが、今は、前に伸ばした手に持った５円玉の穴の大きさくらいだと、柴田先生からお聞きし、みんなでやってみました。
うまく写真撮れなくて残念でしたが、各地で空を仰いでご覧になった、赤くて神秘的な今夜のお月様は、みんな心の中でつながりあっていることと思います。