8月31日
韓国 釜山。
青空の中、韓国第二の都市、釜山市を望む釜山港への入港は壮観!!
入国審査後、釜山での滞在は約8時間。
まずは、釜山港国際旅客ターミナルのコンベンションセンターで、
『京都舞鶴港セミナー in 釜山』に出席。
主催者である山田啓二京都府知事や、
来賓の釜山広域市 政務特別補佐官や、釜山港湾公社社長のご挨拶。
午後からは、釜山観光公社へ。
京都・釜山間の交流活性化等について、山田知事とシムジョンボ社長らの懇談。
その後、「甘川文化村」へ。
まるでおとぎ話のようにカラフルな家々が山肌に連なり、
韓国のマチュピチュとも呼ばれる綺麗な街ですが、
もとは朝鮮戦争の際に北朝鮮から避難してきた人々が
山肌に小さな家を密集して建てられた集落だったそうです。
薄い壁1枚で隣接した家に住む住民の皆さんは、貧しいながらも、
お祝い事やお悔やみの時にはバケツを回して、お米や小銭など少しずつ集めたりして、
互いに支え合って暮らしておられたそうです。
2009年から町おこしが行なわれ、街全体が路上美術館として楽しめる名所となったとのこと。
屋根の上に並んだ鳥たちの置物には
「自由に飛びたい」との願いが込められているとお聞きし、
ここで暮らしてこられた多くの皆様の様々なご苦労や想いが、心に深く響きました。
船に戻り、この夜は京都府関係の皆様との夕食会。
お世話になったコスタ社のスタッフの方々ともご一緒できました。