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７月１２日
府議会常任委員会管外調査 3
岐阜県 飛騨市議会で、観光振興や
『アニメを活用したインバウンド事業について』
概要を聞かせていただきました。
アニメ「君の名を。」映画の公開に合わせて、ポスター・チラシ・パネル・
クリアファイル等の製作等、飛騨市としても積極的な取組を展開。
映画の大ヒットにより、
聖地になった飛騨市への入込客数が激増、海外からの宿泊数も増え、
飛騨市で様々な取組をする度にメディアで取り上げられ、
その広告効果は約１００億円以上と推定されるそうです。
聖地巡礼に来られた方々に対して、丁寧な対応をされたことが、
SNSで評判になり、来訪者が益々増えたとのこと等、大変参考になりました。
ご説明後、古川町の街並みをご案内いただきましたが、アニメ『君の名は。』
の聖地としてのお取組のみならず、本当に落ち着いた素敵な街だと感服しました。
大きな鯉がいっぱい泳いでいる瀬戸川は、
流域の住民の方々が朝夕、自主的に清掃されているそうで、冬には雪を流す
「流雪溝」としての重要な役割をもっており、約１０００匹の大きな鯉は、
冬の間、増島城のお堀に毎年引越しするそうです。
街の美しさは、住民の皆様の街を愛する心が反映されているな〜と感じました。
一過性のブームだけでなく、ずっと多くの皆様に訪れていただきたい街だと思いました。

府議会常任委員会管外調査 4
岐阜県郡上市で、『ふるさと けものネットワーク』の取組について調査。
野生動物による農作物被害は、
今や全国で約２００億円を超え、京都府内でも大きな課題となっています。
野生動物(けもの)の課題で悩む地域(ふるさと)を対象に、
各地で対策支援を行っている４つの民間団体が、
獣害対策の専門機関として、各自治体での現状や課題に合わせて、最適な技術や情報を
しようとネットワークを組織されました。
全国の市町村にアンケート調査を実施し、
『獣害対策の白書』を制作。
実際に獣害対策に取り組んでいる民間の現場から提案する必要な対策や、
自治体と協力しながら、それが仕事として成り立っていく人材育成にも注力されるとのこと。
この調査が、京都府内の獣害被害減少につながりますように！