関西広域連合議会議員視察で、和歌山県広川町の「稲むらの火の館」によせてもらいました。
安政元年の夜、大地震が発生した時に、大津波で逃げ遅れた人たちを安全な高台に誘導するために自分の稲むらに火をつけ、多くの村人の命を助け、その後も、被災者救済のため、小屋の建設や米・農機具・漁具の配給や私財を投じて高さ5m、長さ600mの大堤防を村人を雇用して作った、濱口 梧陵の功績は、本当に素晴らしく学ぶことがいっぱいありました。
また、東日本大震災の時、釜石の小中学生が、地震後すぐに高台へと避難し、全員無事だったように、どんな時、どんな場所でも、
「津波てんでんこ」と言われる、それぞれが
?想定にとらわれず
?最善をつくして
?率先避難者になって、
避難することの大切さを改めて痛感しました。
また、事前に家族、学校、職場などでしっかり、目標の場所を確認しておき、いざという時には、お互いを信頼して、約束を守ってそれぞれが必ず実行することの重要性がよくわかる映像や展示室などがある、津波防災教育センターでは、ガイダンスルームに多くの備蓄物も準備され、災害時には一時避難場所としての機能も備えており、たいへん参考になりました。